みなさん、こんにちは。
動詞「have」は誰もが知る基本動詞として定着していますが、実はこの動詞、あなたが思っている以上に広い意味を表すことができることを知っていましたか?
そこで、今回の記事では知っておくとビジネスシーンでも大活躍してくれる基本動詞「have」の意味と使い方について詳しく解説していきます。
覚えてすぐに使える例文も複数ご紹介しています。
「日々の生活の中で良く使う単語だからこそ、その意味と使い方までしっかりマスターしておきたい」そんな方は、ぜひ最後まで目を通してみましょう。
基本動詞「have」が持つ「持っている」以外の意味3つ
動詞「have」は普通、「I have a big house.」などの形で「~を持っている」と訳されることが多いですよね。ただ、日本語にするとそれ以外にも「~がある」、「~を行う」、「~が開かれる」という意味にもなります。
例えば、
「We had a long meeting this morning.」「今朝長い会議がありました」
「We have a Christmas party next week.」「来週クリスマスパーティーを行います」、
「The school had a big event yesterday.」「その学校で昨日大きなイベントが開かれました」
とそれぞれ表現できます。
日本語から英語に直訳しようとするとopenやholdなどの単語を想像しがちですが、これらの単語は会話の場面では堅い響きになり過ぎて少し違和感があります。
上記の例のように、基本動詞haveは表現できる意味が広いため、覚えておくと便利です。
他にもある!覚えておくと重宝する「have」の意味
実は、haveにはもう一つ覚えておくと重宝する意味があり、それが「~を経験する」という意味からくる「~を過ごす」という使い方です。この意味も日常生活やビジネスシーンで使われることが多いので、先の3つの意味に加えて覚えておくととても便利です。
例えば、
「We had a great time in Japan.」「私達は日本で素晴らしい時間を過ごしました」、
「We had a really difficult quarter.」「この四半期は大変でした」
などの形で活用できます。
このように文脈によっては日本語表現が若干変化することもありますが、活用できるとより自然な英語の響きになります。こちらアメリカ現地でも本当に良く耳にする表現なので、ぜひ活用してみてくださいね。
ビジネスの現場ではシンプルに表現することが大事
もちろん、難しくアカデミックな語彙を学ぶことは目的によってはとても大切です。しかし、特にビジネスの現場では何と言っても業務のスピードが命ですので、英語もできるだけシンプルに表現することが重要と言えます。
どうしても日本語を英語から直訳しようとすると、日本語の堅い表現に引っ張られて英語が中々出てこず、結果として相手を待たせてしまったり、混乱させてしまったりということが良くあります。
今回ご紹介したhaveはシンプルながら、表現できる意味が広いため、こんな場面でも相手に即伝わる表現の手助けをしてくれるはずです。
いかがでしたか?
誰もが知っている基本動詞「have」には、多くの方々がまだ気づいていない魅力が沢山あります。
あなたもぜひ、当記事内容を参考に実際の会話の中でこの動詞をフル活用してみてください。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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