みなさん、こんにちは
オフラインでのミーティングだけに限らず、最近ではオンラインでもミーティングをする機会が増えたという方も多いでしょう。
そんな場面で日本語でも「ミーティングに参加する」などと表現したりしますが、あなたはこの言い回しを英語で正しく使えていますか?
今回の記事では、日本人だからこそ間違いやすい、「ミーティングに参加する」の正しい英語での言い方について詳しくご紹介していきます。
「ビジネスシーンでのやり取りで英語でもできるだけ正しい表現を心掛けたいんだけど、正しい言い回しがイマイチ分からない」そんな方はぜひ最後までチェックしてみてください。
英語で「ミーティングに参加する」は「attend the meeting」が適当!
実は、英語で「ミーティングに参加する」と表現する際には
「attend the meeting」
とするのが最適です。
動詞「attend」には「参加する、出席する」という意味があり、「結婚式に参加する」などの場合も「attend the wedding」などの形で使用されます。
例えば、
「Our branch manager will attend the meeting today.」「弊社の支店長が今日のミーティングに参加します」
「Who will attend the meeting?」「誰がミーティングに参加するんですか?」
などの形で表現できます。
「参加する」と聞くと、何となく「participate」など他英単語が思い浮かぶ方も多いと思いますが、ビジネスで良く登場する「ミーティングに参加する」は「attend the meeting」の形で暗記してしまいましょう。
ここに注意!日本語に引っ張られて「join」をうっかり使用しない
日本語でも例えば、「ジョインする」と表現したりしますよね。これは、「参加」という言葉を英語で同じく「参加する」の意味を表す「join」に置き換え、それをカタカナで表現したものです。
日本語では「ミーティングにジョインする」と言っても意味は伝わるかもしれませんが、実は「join the meeting」は英語では誤用です。目的語が会議の場合、意味は同じでも動詞「join」を組み合わせて表現することはできません。
ビジネスシーンでは「フィクスする」や「マネジする」など、元々英語だった単語が日本語で動詞化して使われることが良くありますが、この意味や使い方を基に英語を話す際に同じ表現をしても、上手く伝わらないということは良くあります。
「join the meeting」はその良い例ですので、「ジョインする」という日本語にうっかり引っ張られて誤用しないよう注意しましょう。
joinはどんな場面で使うのが正しい?
「ミーティングに参加はjoin the meetingではない」と先述しましたが、もちろんjoinも正しい場面で使えればattendと同じく「参加する」等他の意味でも活用できます。
例えば、
「Do you want to join us for lunch?」「私達とランチを一緒にしたいですか?」
「I have joined a Yoga class. 」「ヨガクラスに参加しました」
また、
「She joined the company 2 months ago.」「彼女は2か月前に入社しました」
と表現することも可能です。
このように、「参加する」の意味を表す英単語joinにも、そのニュアンスに適した組み合わせでの使い方が存在します。この辺りは地道に使い方を整理しながら慣れていきましょう。
いかがでしたか?
「ミーティングに参加する」の英語表現は、ビジネスシーンでも誤用が生まれやすい表現と言えます。
ぜひ今回の内容を参考に、正しい言い回しを身に付けてみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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