みなさん、こんにちは。
ビジネスシーンでは、誰かの発言や行動を起点に「では、~しておきます」、「~します」と相手に伝える場面が多々あります。
あなたは、そんな時に使える便利な英語表現を知っていますか?
この記事では、そんな使えるとかなり便利な「~しておきます、~します」の英語表現について分かりやすくご紹介していきます。
「仕事でもこんな言い回しがパッと言えるようになれば、と思うんだけどなかなか上手くいかない」そんな風に感じている方は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
「~しておきます、します」を言い表すのは「I’ll~」が最適!
英語で「~しておきます、します」と表現するには「I will」の短縮形「I’ll~」を使うのが最適です。
この「I’ll~」は、「ある程度時間をかけて計画した訳ではなく、今予定として決めたこと」を表す表現です。この意味で使用する際は、普通、短縮形「I’ll~」を用いる点がポイントとなります。この表現はビジネスシーンだけではなく、日常生活でも本当に良く耳にする表現です。
例えば、
「確認しておきます」「I’ll check.」
「タクシーを呼んでおきます」「I’ll get the taxi.」
使い方は、助動詞willを用いる際と同様、直後に文脈に合った動詞を配置するだけなので簡単です。
他にも、
「来週お知らせします」「I’ll let you know next week.」
「到着したら電話します」「I’ll give you a call when I get there.」
等の形で応用することが可能です。
日本人にとってあまり馴染みのない助動詞willを使った表現「I’ll~」ですが、使えるとかなり便利です。
注意!相手に予定を伝える際の言い回しには他の表現が適当なことも
英語では自分の予定を相手に伝える際の言い回しは、「I’ll~」以外の他の表現が適当なこともあるため注意が必要です。
例えば「来週カナダに住む友人を訪ねるんです」と言いたい場合、これを「I’ll visit my friend who lives in Canada next week.」とすると、相手には「じゃあ、来週私が香港に住む友人を訪ねましょう」と聞こえてしまいます。
自分の予定を表現していることには変わりありませんが、この意味は話者が本来伝えたい意味ではありませんよね。
この場合、正しくは「be going to」、もしくは「現在進行形」の形を使って
「I’m gonna visit my friend who lives in Canada next week.」
又は
「I’m visiting my friend who lives in Canada next week.」
とするのが適当です。
この形なら、「I’ll~」が表す「ある程度時間をかけて計画した訳ではなく、今予定として決めたこと」ではなく、「ある程度時間をかけて計画した自分の予定」を相手に伝えることができます。
パッと見は簡単な文章に見えても、実践でいかに「使えるか」が鍵
正直、今回の記事で取り上げている「I’ll~」の表現を見て「な~んだ、自分もすでに知っている単語だけでできたこんな簡単な表現なんだ」と思った方も多いと思います。
ただ、それが意味する意味や他表現との微妙なニュアンスをきちんと理解し、実践でいかに「使えるか」が英語の鍵です。
実際、私のコーチングクラス内でも「どの単語もすでに知っているものばかりでパッと見は簡単な文章なのに、いざ口から出すとなると大変です!」という方がほとんど。この辺りは地道な学習とトレーニングが必要となってきます。
ぜひ表現内の単語レベルで英語力を判断するのではなく、それをいかに使えるか?に視点を置いてこれからも学習を続けてみてください。
いかがでしたか?
「I’ll~」を使った英語表現は、覚えておくとビジネスシーンでも役立つ汎用性の高い表現です。
ぜひ色んな場面で使ってみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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