みなさん、こんにちは。
ビジネスシーンでは「鈴木は今、外出しております」などのような形で誰かの状況について相手に説明することが良くあります。
あなたならこんな時、「~は今、~しております」の部分をどうやって上手く英語で表現しますか?
今回の記事では、仕事で電話対応にも重宝する「~は今、~しております」の英語表現について詳しく解説していきます。
「仕事で良く使う表現だからこそ、できるだけ自然で相手にちゃんと伝わる英語を身に付けたい」そんな方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
英語で「~は今、~しています」は「~is…right now.」と表現
英語で「~は今、~しています」は「~is…right now.」と表現すると上手く伝わります。
文末に「今ちょうど、只今」という意味のright nowがくるのが特徴です。~の部分に「鈴木課長、林さん」、…の部分に「電話中、外出中」などの意味を表す英語を持ってきます。
例えば、
「鈴木は今、接客中です」「Mr. Suzuki is with someone right now.」
「林さんは今、別の電話に出ています」「Miss Hayashi is on the other line right now.」
などの形で表現できます。
特に電話越しでの対応の場合、対象となる人の行動を言葉の表現のみで伝えることが必要となってくるため、難易度も上がります。
そんな場面ではこの「~is…right now.」の言い回しがとても役立ちます。
「~is…」のシンプルな表現もビジネスシーンでは大活躍
「主語+Be動詞」の形の「~is…」のシンプルな表現も、実はビジネスシーンでは大活躍します。
この形を活用してみると、
「鈴木は本日お休みを頂いております」「Mr. Suzuki is off today.」
「林さんは出張中です」「Miss Hayashi is on a business trip.」
と表現することができます。
日本ではBe動詞を使った文章と聞くと初歩的過ぎて特にビジネスでは使えない、というイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません。逆に上記の例文のようにBe動詞を使ってシンプルな表現を活用すれば良いだけなのに、それが仕事ですっと出てこなくて困ってしまうことの方が多いでしょう。
単語や文法のレベルではなく、その表現で自分が伝えたい内容を相手に伝えられるか?を常に意識して活用していくのがおすすめです。
ここに注意!第二言語での電話対応は基本的に難易度が高い
先程少し触れましたが、基本的に英語などの第二言語での電話対応は難易度が上がります。これは面と向かっての会話と違って相手の表情の変化に合わせたり、何かを見せながら説明したりなど視覚に訴えることができないからです。
私もアメリカに来てから8年目に入りますが、電話での会話には未だに骨を折ります。電話でのやり取りでは相手の声が聞こえにくい、電話では全く見知らぬ人と会話することが多いなどの条件が重なることが多いため、会話ですれ違いが生まれる可能性も高まります。
これを避けるために、使える英語表現を学ぶ他にも、例えば自分の言いたいことを英語できちんと整理しておく、相手の言ったことを再度確認しながらメモを取る、「May I have your name?」などの表現を使って必ず担当者の名前を聞くようにするなどを実践することも可能です。自分でもできるだけの工夫をして臨むと対応もスムーズにできるでしょう。
いかがでしたか?
「~is…right now.」の英語表現は、ビジネスシーンでも難易度の上がりがちな電話対応にも重宝する使える英語表現です。
ぜひあなたも様々な場面で活用してみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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