みなさん、こんにちは。
ビジネスシーンではメール上でも何らかの書類やファイルについてのやり取りは必須ですよね。あなたはそんな場面で、英語で正しく「~ページ」と表記できているでしょうか?
以前、英語での「~ページの~行目」の正しい表記の仕方をご紹介しましたね。
※前回の記事、「【ビジネス英文メール】あなたは知ってる?「~ページの~行目」の正しい表現」を見逃した方はこちらからどうぞ!
今回の記事では、英語での「~ページ」の正しい表記の仕方の復習と、ページにまつわるもので覚えておくと重宝する他英語表現についても詳しく解説していきます。
「メールを書く時に気になってはいたけれど、そう言えば未だ正しい表記の仕方を確認したことがない」そんな方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
復習です!英語での「~ページ」の表記は?
日本語でのやり取りでは、「P.5」などpageの綴りを省略することがほとんどですが、英語では逆で基本的には全てスペルアウトの形で「Page」または「page」と表記するのが正しい形です。最初の文字を大文字にするか小文字にするかは、個人の好みに任されているためこだわりすぎる必要はありません。
ビジネス上の文書やメール文中ではこのスペルアウトの形が基本ですが、資料やファイル内の表やリスト内では日本語と同じく省略型で「P.」や「p.」と示されることがあります。ここでの大文字・小文字の違いも先と同様、個人の好みとなります。
英語での正しい数字表記の記事でもお伝えした通り、ビジネス上のやり取りなど公式文書では省略など無でスペルアウトするというのが基本ルールです。この点だけでも念頭に入れておくと日々の業務で迷うことも少なくなるでしょう。
注意!「~ページに」を正確に表現する前置詞は「on」、「of」
日本語の感覚では例えば「5ページにある表」と言いたい場合、「前置詞はinでthe table in page 5かな?」と発想しやすいですが、英語では前置詞inの代わりにonを使って「the table on page 5」とするのが一番自然です。
他にも、例えば
「5ページの2行目」なら「the second line on page 5」、
「5ページの第3パラグラフ」なら「the third paragraph of page 5」
と、いずれもinではなく、前置詞on又はofを使用します。
このように、日本語では助詞に当たる「~に、~の」などの言い回しはそのほとんどが英語の前置詞で表現できますが、前置詞という概念自体が日本人にとって掴みにくいため何度も使いながら慣れていく必要があります。
他にも沢山ある!重宝する英語で「~ページ」にまつわる各表現!
実は他にも覚えておくと重宝する「~ページ」にまつわる英語表現は沢山あります。
例えば
「この資料には何ページありますか?」と表現したい場合、「~がある」の意味を表す英単語「have」を使って
「How many pages does this document have?」と表現できます。
このように英単語haveは「持っている」の意味以外にも表現できる幅が非常に拡く、この意味以外でも使えるようになると表現の幅がぐっと広がるためおすすめです。
他にも「何ページ」を表す「What pages」、「What page」を使うと
「What pages have you read?」「何ページまで読んだんですか?」、
「What page is the chart on? 」「その表は何ページに載っているんですか?」
と表現できます。
ページにまつわる表現は、ビジネスシーンにおいても相手と正確に情報を共有する上で欠かせない表現と言えます。積極的に活用していきましょう。
「~ページ」の英語での正しい表記の仕方は、日本語での表現との違いをしっかり区別できればとても簡単に日々の仕事にも活かすことが可能です。
ぜひ、あなたもより洗練された英語表現を目指し、日々の仕事に活用してみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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