みなさん、こんにちは。
特にビジネスシーンでは、例えば会議や商談の時間を相手に正しく伝えるというのはとても大切です。ここに誤解が生じてしまうと、相手と自分の大切な時間を無駄にすることにもなりかねません。
最近ではメールでやり取りして時間の約束をするということも増えてきていると思いますが、あなたは英語で正しい時間の書き方ができていますか?
この記事では、特に日本人にありがちな間違いを取り上げながら英語での正しい時間の書き方をご紹介していきます。「今まで何となくあやふやにしてきたけど、今一度正しい時間の書き方を学びたい」そんな方はぜひ読み進めてみてください。
まず押さえるべきは午前・午後の基本的な書き方
英語で時間を表記する際にまず押さえるべきは、午前・午後の基本的な書き方です。実は、その書き方には大きく分けて4つの種類があります。
まず午前にはam、a.m.、AM、A.M.があり、午後にはpm、p.m.、PM、P.M.とそれぞれ表記の仕方があります。時間の書き方としてはどれも正しいものです。従ってどれを使用しても正解ということになりますが、実際のやり取りでは見やすさを優先してピリオドがないam/AM、pm/PMを使用すると相手も文面が読みやすくなるでしょう。
普段からメールやテキストでアメリカ現地の人とやり取りをする際の感覚で言うと、読みやすさと分かりやすさという観点からAM/PMと表記する人が多い気がします。
ちなみに、例えば同じメール文面でam/AMなど異なる時間の表記をするのは相手が読みにくく、混乱を招く原因になるため避けます。メールの中でどんな表記にしたら相手が一番読みやすいか、正確に時間が伝わりやすいかを常に考えるのがポイントです。
日本人は特に注意!正午(12時)の英語での書き方
ビジネスでも、相手に「では、正午にお会いしましょう」と伝えたい場面って沢山ありますよね。この場合、あなたなら「正午(12時)」の部分をどんな風に表記しますか?
日本人の中で特に多い間違いに、「12:00 a.m.」という表記があります。私達日本人の中に何となく正午は午前中という感覚があるからかもしれませんが、これは英語では「深夜12時」という意味になってしまいます。
正午は正しくはすでに午後ですので、「12:00 p.m.」、もしくは「noon」とするのが正解です。(※もちろん、p.m.の部分は先程ご紹介したPM、pmに変更可能。) ちなみに、「12:00 p.m., noon」と2つの表現を重ねる誤用もたまにありますが、読みにくさに繋がるためやはり「12:00 p.m.」か「noon」と書くのが適当です。
4月26日火曜日午前9時~正午 を英語で書いてみよう!
ビジネスでは時間だけでなく、例えば「4月26日火曜日午前9時~正午」のように、「日付、曜日、時間」と書き表すことも多いはずです。あなたなら、英文メールの中でこれをどんな風に表記しますか?
日付の表記はアメリカ英語とイギリス英語で若干異なりますが、日本国内でより汎用性の高いアメリカ英語での表記を想定すると、答えは「from 9 a.m. to noon on Tuesday, April 6」となります。
ポイントは英語では時間を最初に表記し、その後曜日、日付の順に表記する点です。曜日は基本的に省略せずに全てスペルします。このように、日付の表記の際と同様、時間を加えた場合も日本語と英語では表記の順番が逆転します。間違いが生まれやすくなるので注意しましょう。
英語での正しい時間の書き方は慣れは必要ですが、日本人として間違いやすいポイントさえ押さえておけばそんなに難しくありません。
ぜひ当記事内容を参考に、あなたも英語での正しい時間の書き方を習得してみてくださいね。
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K.Motoko先生のTHE FIVE STYLES
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日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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