皆さん、こんにちは!講師のMikaです。
英語だけではない、民族に分かれる南アフリカ共和国の3つの公用語!
私は幼い頃、南アフリカ共和国に住んでいました。
南アフリカ共和国ではそこの歴史により、公用語は3つあります。
それは、南アフリカ共和国にある黒人部族で一番大きい民族(Zulu)の言語であるズールー(Zulu)、
そして最初に喜望峰に入植したオランダ系の白人のアフリカーンズ(Afrikaans)と、
イギリス植民地だったので英語です。
ニュースなどテレビ番組は主にその3つの言語で放送されていますが、たまにZuluの次に民族が多い言語であるソト(Sotho)やコサ(Xhosa)などの番組も放送されていました。
知っていると面白い!南アフリカだけではない、世界中にある英語の方言をご紹介!
おいしいブログでは今まで講師のMeagan先生がやA.Mio先生がオーストラリアやニュージーランドでの英語を紹介しています。
Meagan先生、『同じ英語でも色々な英語がある』
A.Mio先生、『意外!同じ英語なのにこんなに違う?アメリカ英語とイギリス英語のボキャブラリーの違いを紹介!』
英語には先程紹介した先生方もおっしゃっているように主にアメリカ英語とイギリス英語があります。
南アフリカ共和国の場合は、イギリス植民地だったのでイギリス英語になります。
なので、A.Mio先生がおっしゃていたようにスペルも語彙もイギリス流です。
しかし、発音がイギリスやオーストラリア、ニュージーランドとはまた異なっていて独特です。
英語を母国語とする、または英語圏で住んでいて話せる人は、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラア英語なのか聞いてだいたいすぐ分かります。
日本語で言うと、標準語、関西弁、名古屋弁、九州弁、東北弁といったように、同じ言語でもイントネーション、発音などが違うことで違いが分かるのと同じです。
【実例】南アフリカの独特な英語表現にはどんなものがあるのでしょう?
さて、今回は、南アフリカ共和国の独得な表現を紹介したいと思います。
* ag, man
このagは、ドイツ語などのachみたいな発音です。
「うわぁ」「あーあ」など苛立ちや諦めを表すときに使います。
英語で言うとoh, manという感じが近いと思います。
例: Ag, man, I did it again!
* eina!
「エイナ」という発音で「痛っ!」という意味です
* nooit
「ヌーイット」という発音で、「信じられない!」、「まさか」など驚きや「絶対ない」などを表わします。
英語で言うとno way! never!という感じのニュアンスも含まれます。
例: Aah, nooit, there’s a chewing gum on my sole!
* dof
これはそのままで「ドフ」と呼び、「バカ」英語で言うとstupidという感じです。
例: don’t be so dof, man
* hectic
通常は「目が回るほど忙しい」という意味を表しますが、それとは全くことなり、
「わぁなんてこと」、「すごい」という意味を表わします。
例: that party was hectic
* robot
通常「ロボット」という意味ですが、英英辞書Collinsでも紹介しているように、南アフリカ英語としてはtraffic light「信号機」を意味します。
* tekkies
「スニーカー」
* braai
「バーベキュー」
南アフリカ共和国に行く際、ネイティブの人のような表現を使ってみてください!
因みに、AfrikaansでHello/Hiは、Halloで英語とスペルは違いますが、同じ発音です。
ZuluではSawubona「サオボーナ」と言います。
ご自身が体験されたびっくり英語表現などの経験談を英語で書いてみませんか?
幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。
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