皆様こんにちは!インストラクターのMikaです。
今回は、答え方を間違えると思っていることと全く違うことを表し、相手に嫌な思いをさせるかもしれない、気を付けるべき疑問文の答え方を紹介したいと思います。
疑問文”Would you mind~?”
would you mind doing something?「~していただけませんか」「~してくれませんか」、would you mind if~?「~してもよろしいですか」と丁寧な表現のこの疑問文、実は答え方に注意が必要です。
例:Would you mind if I open the window?
「窓を開けてもよろしいですか?」
ここで、「ええ、どうぞ(窓をあけてもいいです)」という意味で言いたいところ、
Yes, of course.
と答えた場合、実は全くの反対のことを言っていることになります。
この疑問文中のmindは「気にする」「嫌がる」という意味を表すので、「あなたは~することを気にしますか?(嫌だと思いますか?)」というニュアンスを表します。なので、yesで答えると、「はい、(窓を開けることを)気にします。」「はい、(窓を開けることが)嫌です。」ということを返していることになります。
状況によっては相手に嫌な思いをさせてしまいますよね。
「ええ、窓を開けてもかまいません。」という意味では、Noを使って、
No, not at all.
と答えることができます。
否定疑問文”Didn’t you~?”
否定疑問文とは、文字通り、否定から始まる疑問文になります。
例を見てみましょう。
Didn’t you say you were busy that day?
この場合、「その日忙しいと言っていなかったけ?」ということを聞いているのですが、この場合、Did you say you were busy that day?のことを聞いています。
ですので、肯定して「うん、そう(忙しいと)言った」と答えたいときは、
Yes, I did.
と答えます。また、この例文の場合、その時は忙しいとは言ったけど、予定が変わって忙しくなくなったという返事も考えられますね。その場合は、
Yes, I did. But my meeting has been canceled.「うん、そう(忙しいと)言ったけど、ミーティングがキャンセルになったんだ」
などと答えることもできますね。
また、否定して「ううん、言ってないよ(忙しくない)」と答えたいときは,
No, I didn’t.
と答えることになります。
いかがでしたか?
今回ご紹介した、間違えやすい疑問文への答え方、しっかり覚えてくださいね。
幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。
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