上級者でも間違いやすいwishとhopeの使い方の違い

こんにちは!講師のMikaです。

 

願望を表わす言葉としてwishとhopeがありますね。

なんとなく「~したいな」「~であればいいな」という意味でwishとhopeを使ってませんか?

実はその2つの語句のニュアンスは異なります。

 

wish

wish (that)「~であればいいのにと思う」という意味で、現実には実現が不可能・難しい願望を表わします。

なので自分の心の中の仮想の世界で、現実には起こりえないこと、起こりそうもないことなどを仮想する仮定法過去や仮定法過去完了の文の形で使います。

 

例えば、

I wish I could fly

「飛べたらいいのに」

現実では飛ぶことはできませんが、自分の仮想の世界で「飛べる」ことができたらいいなという願望を表わしています。

 

hope

wishとは違って実現の可能性が高いことを表わします。

つまり、仮想の世界ではなく未来に起こりえること、起こりそうなことを表わすときに使います。

 

例えば、

I hope it will be sunny tomorrow

「明日晴れるといいな」

と例えば明日テニスをするという予定があって、明日晴れる見込みがある場合のときhopeを使って「明日晴れるといいな」と表します。

 

ここでもしwishを使って、

I wish it would be sunny tomorrow

と表した場合、

例えば台風などでもう晴れる見込みは全くないに近いけれども願望として「明日晴れたらいいな(テニスしたかったなー)」ということを表します。

 

 

また例えば、”Can you come to the party tonight?”

と誘われた場合、その返事をwishとhopeを使って断ることができます。

 

I wish I could

「行ければいいのですが(残念ながら行けません)」

他に予定がある、若しくは仕事が終わりそうにないから現実には行けないけれどもと柔らかい断り方をすることができます。

 

I hope I can

「(行けるかどうかまだわからないですが)行ければいいと思っています」

と行ける見込みはあるけれども、でもまだ迷っている場合はこのように断ることができます。

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2 件のコメント

  • 今まで、wish とhopeは、なんとなく適当に使い分けてました。ありがとうございます。^_^

  • そうですねhopeは実現の可能性が高い時、wishは叶わない可能性もあるけれど希望を伝えると覚えて、是非wishとhopeを使い分けてみて下さい。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。