皆さん、こんにちは!講師のMikaです。
添削をしていて前置詞by, with, inの間違いをよく見かけます。どれも方法を表して「~で」という意味で使われますが、実は少し使い方が異なります。
では、今回はそれぞれの使い方の違いを紹介します。
前置詞byの使い方
コアの意味は、近接を表します。
例:I was standing by the window.「私は窓のそばに立っていた。」
窓辺のそばと近接を表します。
また、この近接するものが媒介としての手段や方法に意味が広がり「~によって」「~で」という意味を表します。
例:I sent the documents by email.「私はその書類を電子メールで送った。」
I went to school by bus.「バスで学校に行った。」
前置詞withの使い方
コアの意味は同伴を表して「~と」「~と一緒に」ということを表します。
例:I went to see my gradmother with my sister.「姉と一緒に祖母に会いに行った。」
と、withは一緒にということを表しています。
ここで「道具と共に」という意味に派生して「~で」「~を使って」と手段や方法を表す意味に広がります。
例:Write your name with your pen.「ペンで名前を書いて。」
と、ペンと手にすることのできる道具を使ってということを表しています。
My father took a photo of my dog with his camera.「父が自分のカメラを使って私の犬を撮った。」
前置詞inの使い方
コアの意味は、空間の中を意味します。
例:I’m in my room.「自分の部屋にいる。」
と、部屋という空間の中にいることを意味しています。
その部屋という空間から活動や抽象的な状況などにおいてもその中、枠で定まっている中においてということも表します。
例:I sat in silence.「無言で座った。」
枠で定めるということは、特定である、他とは違うということを表します。なので多くの中から「これだけで」という意味を表す場合にはinを使います。
例:He wrote in English.「彼は英語で書いた。」
と、フランス語、ドイツ語、インドネシア語など数ある言語の中で英語という言語に範囲を定めていることを表しています。
いかがでしたか?
フルーツフルイングリッシュでは、課題文の他に自由作文もあります。前置詞を使った文をご自身で作ってアウトプットしてみてください。
幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。
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