皆さんこんにちは、講師のMikaです。
cookは「火を使って料理する」という意味があるので、とても使いやすいですよね。
でも、cookばかり使うと表現がワンパターンになってしまいます。そこで、cook以外で使える火を使った調理方法の英語表現を紹介したいと思います。
今回は、特に水などの液体を使ったときの調理表現を見ていきましょう。英語では液体の温度、量、火加減などによって様々な表現があります。
液体の温度、量、火加減などによって変わる、cookの様々な英語表現
Boil
「茹でる」「煮込む」と沸騰した水などの液体に入れて調理することを意味します。なので、例えば野菜、卵やパスタなどの麵類を茹でるという場合に使います。
例:Boil those vegetables first.「まず最初にこれらの野菜を茹でて。」
Simmer
液体が沸騰、または沸騰寸前の温度でぐつぐつ煮込む表現になります。これは、液体が沸騰点でくつくつ、ぐつぐつなどと音をたてて煮える状態を表す擬音語がらきた表現になります。例えば、ジャムなどを作るときにはsimmerを使うことができます。
例:Combine fruit with sugar and lemon juice and simmer until thick.「砂糖とレモン果汁を果物に加えてとろみが出るまで煮込む。」
Stew
stewという料理名から想像できると思いますが、野菜や肉などの食材を柔らかくなるまで水などで煮込む表現になります。
例:To make the stew, my mother stew the meat for hours. 「シチューを作るのに母は肉を何時間も煮込む。」
Braise
これは野菜や肉などをまず焼いてから少量の水分で煮る、蒸し焼きすることを表します。
例:Braise the lamb in wine.「羊肉をワインで煮込む。」
いかがでしたか?
日本語では「弱火で煮込む」や、「~がかぶるくらいに水を入れて中火にかける」などというように説明しますが、英語にはもっと便利な表現がありますね!
フルーツフルイングリッシュでは調理方法の課題文もあります。今回の語句を使って是非チャレンジしてみてください!
英語の表現力をもっと磨きたい方は、Mika先生のブログ ”sayだけじゃない!「言う」の表現” も是非読んでくださいね。こちらからどうぞ!
幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。
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