孤独の弊害3/5

孤独の弊害3(全5回)

実は、彼はこの3年間、アイデアを考えては作業をし、
1つのことを完成させないまま、方向転換を続けて
何一つものを売るということをできていなかったのです。

なぜこうなっていたのか?

私が見る限り、彼に能力がないわけではありません。
事実、前の会社(400人程度の規模)では次期社長候補と
言われながら、惜しまれて自ら退職していました。

それは、彼が一つのことを小さくコツコツ積み重ねることを
続けられなかったから。

ではなぜ続けなかったのか?

その原因は、努力ではありません。
彼は努力の人でした。

では何が?
努力もして能力もあったのに。

それはフィードバックです。周りからの反応です。

彼はたった一人で、3年もの時間、
自分の頭だけで考えて判断していたのです。
お客様のフィードバックや、少しの売上があがるという
達成感がなく、一人で判断して行動しつづけていたのです。

だから一人分の判断材料しかなく、いつも作業の途中で
自分のやっていることが信じられなくなって、方向転換を
繰り返していたのです。

(続く)

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

1 Star (イイネ!は押されていません)
この記事が良いと思ったらイイネ!を押してください。
読み込み中...
 HOMEへ戻る 

ABOUTこの記事をかいた人

カスタマーサポートが、特別ゲストライターさんのおすすめ記事をご紹介します。