2013年に発足した安倍政権で、
「国際先端テスト」というものが開始されました。
これは、国内の規制を海外と比べて、
成長の可能性の高い分野の規制を
撤廃することも含め見直しをする仕組みです。
2007年の小泉政権時にできたものを復活させたもの。
(民主党政権で廃止されていました)
今まで規制で保護されていた産業も、規制を撤廃し、
世界と自由に競争させることでよりよいものを
消費者の手に届けたりできそうです。
が、この規制、当然、守られている人からしたら
とんでもない話です。いきなり自分たちを守っていた
バリアのようなものがなくなるわけです。
普段、現状に甘んじて何も努力していない人は
変化に文句を言います。
ある日突然、自分を守ってくれていたものが
なくなってあわてることになります。
何とかしてくれ!
規制撤廃なんてとんでもない!
黒船から国(弱者)を守れ!
でも、これって、その人だけの理論じゃないですか?
子供でもない限り、そんな理論が世の中に通じる
はずがありません。
(もちろん、子供と同じような、規制して守らないと
育たない将来の成長産業など戦略的な場合は別ですが。)
でも、日々、切磋琢磨して準備し、自分をほかと違う
ポジションになれるように努力していた人には
どこふく風といったところではないでしょうか?
P.S.これはひょっとしたら産業界だけの
話ではないかもしれません。あなたがもし会社勤めなら、
会社というバリアが壊れたときのことを想像しておく
必要があるかもしれません。
日ごろから、自分の周りにある暖かくて居心地のいい
環境に慣れてしまうと、変化を恐れるようになります。
変化しなくても生きていけるからです。必要ないのです。
でもある日突然、変化の日はやってくるかもしれません。
でも、すぐに変化に即応できるほど、人間は器用ではありません。
会社の中だけで昇進しておけばよい、という時代の終わりを告げるニュースが
そこかしこで聞こえてくる今日この頃です。
変化に備えて、あなたは自分の価値をどのように高めておきますか?
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