Noriko先生からのアドバイス

「言いたいことが英語で出てこない自分に腹が立つ!」
という悩みに、当社の講師にアドバイスを求めてみました。

当社の日本人講師の一人であるF.Noriko先生は、
長年、海外の航空会社に勤務されていて、
英語を使って、空港で現地従業員の管理や
客室業務もされていました。

現在は、帰国され、プロ翻訳家としても活躍されています。
そんな海外経験豊富なNoriko先生から英語学習のアドバイスです。

「英語を話す時や書く時に、自分の言いたいことをちゃんと表すのは、実はとても難しいことだと思います。それは日本語も同じだと思います。自分の気持ちを表すには、かなりの語彙力と表現力が必要です。

この語彙力と表現力を伸ばすには、それらを自分のものにしなければなりませんね。そのためには暗記は重要です。しかし、それ以上に訓練が必要だと思っています。

訓練をする、ということは「何度もやってみること」です。ある日覚えたことを次の日別の場所でやってみたり、一週間後に別の相手に使ってみましょう。その際、一度覚えたことを忘れてしまいそうなら、まとめておくと良いと思います。

私は翻訳の仕事をしていますが、仕事以外の場面で英文を読んでいて心に残った言い回しやこれは使えるな、と思う知識などがあれば、暗記するように努めてはいますが、使う機会がないと必ず忘れてしまうので、自分専用の参考書に書き留めています。そして実際に自分が仕事する場面で、その書き留めたものを参考にしています。これを繰り返すうちに、その語彙や表現が自分のものになっています。

こういったまとめ作業が面倒なら、口に出して何度も唱えるのも有効だと思います。何度もそうするうちに、頭に入ってきます。しかし、結局はそれを使う場面がないとすぐに忘れてしまうので、忘れてしまいそうなら書き留める方が良いです。その書き留めたものを使えるようになれば、半分が頭の中に入っているのと同じです。既にその存在が心に留まっているということなので。 」

暗記よりも自分でなんども経験する訓練が大切です。
そして、それは、たった数回の練習で身に付くわけではありません。

実際に苦労してネイティブレベルの英語力を身に付け、
英語で生計を立てられている方のアドバイスですので、
参考になれば幸いです。

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

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