こんにちは。
フルーツフルイングリッシュ 山本です。
私たちの過去の添削を通して分かったことがあります。
もっともあなたの英語が改善する、効果の高い学習ポイントです。
言い換えれば、日本人がもっとも間違えていて改善すべき
ポイントです。
1つ目は、英語の文章の書き方(どんなスタイルを目指すべきか知る)、
2つ目は、日本人がもっともよく間違う3つの文法テーマ
最後、3つ目がセットフレージング
今日は一つ目、日本人が英語を書くときにもっとも犯しがちな間違いです。
これは、気をつければすぐ改善することができますので、
ぜひ、英語を使うときの1つの大原則ということで
知っておいてください。知るだけで自然と変わってきます。
日本人は、大学受験の影響なのか、一文を長くしがちで、それが
よい文章と錯覚している節があります。
ですがこれは誤りです。
私たちは英語を使ってコミュニケーションしているということを
忘れないでください。一番大切なのは、英語を使うことではなく、
英語を使ってあなたが伝えたいことを確実に伝え、
そのことって、相手に何かを行動してもらったり、
情報を交換することです。
ですから、確実に伝わるように英語もわかりやすくする必要が
あります。伝わらなければ意味がないんです。
アメリカの出版業界などでも文章の読みやすさを判断する指標として
使われることの多い「フレッシュ・キンケイド・リーディング・イーズ・フォーミュラ」によると
読みやすい文章は1センテンスの中で平均単語数が11語程度が望ましいと
しています。
アメリカでは、日本人と違って知識レベルの差が国民の間でも
大きいため、いかにわかりやすく伝えるかに意識がいきます。
日本にいて同じ知識レベルの人といるとそんな当たり前のことすら
忘れることがあります。これは日本にいて英語学習を難しく
している環境面での1つの問題といえるでしょう。
もちろん話し相手や相手の知識レベルで変えるべきですが、英語を
使うなら(話し相手は日本人ではないすから)、まず以下の2つの
大原則を知ってください。※本来は相手の知識レベル等も加味して
使う単語なども変えていくことが望ましいのでですが、
ここでは説明できませんので割愛します。
+++++++++++++++++++++++
原則1
一文一アイデア(1文で伝えることは1つに絞る)
原則2
一センテンスは11語程度の単語数で極力短くシンプルに
+++++++++++++++++++++++
逆に言うと、私たちの添削指導の中でわかったことは、日本人は
カンマや関係代名詞、接続詞を使って文章を長くする傾向にある
ということです。たったこれだけのことですが、伝わりやすさ
という点で大きく改善します。
「文章が幼稚になるのでは?」という心配をする人も出てきますが、
短さ、シンプルさが文章を幼稚にするわけではありませんので
安心してください。
文章を幼稚にしているとすれば、使っている単語だったり、文章の論旨の
進め方に依存する部分が多かったり、次回紹介するセットフレージング
が不十分だったりすることが原因です。ただ幼稚さを心配する前に
長くすることの弊害を考えましょう。伝わらなかったり、読みにくかったり
することのほうが、幼稚さより問題が大きいです。
文章が短く簡単だと、小学生レベルの英語と思われるのがいやで
心理的に、文法を駆使して、目的なく、英文をただ長くしている方が
多いのですが、それこそ日本人の英語をぎこちなくしている一番の原因です。
ネイティブは実は、シンプルで短い英文を好んで使っています。
まずはこの誤解をなくすことからはじめましょう。
このフレッシュ博士の考案した指標(今回一部をご紹介したアイデア)は
70年たった今でも出版業界含め多くの文章の読みやすさを判断する
指標として使われ続けています。
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