苦労という付加価値

講師のEriiです。

アウトドアにはまっている
私はこの間栃木に行って
ハイキングをしてきました。

せっかくなので温泉旅館に
泊まろうということになり、
以前も泊まった1674年創業の
宿に行ってきました。

宿自体は年季が入っていて、
歩くたびにギシギシ音がします。
夜一人では絶対に歩き回れないと
思う雰囲気の宿なのですが、
それがまた良い味!

何と言ってもそこの露天風呂が最高なんです。
露天風呂は川沿いにあるのですが、
そこにたどり着くまでには外の
ふっるーい階段を88段降りなければなりません。
あまりに急で長いので途中休憩用のベンチが
いくつか置いてあります。

ハイキングより辛い。

ご高齢の方は絶対に降りられない
だろうという急な階段で、歩く度に木が
ミシッミシッギーギーと音を立てます。

夕食時に隣に座っていた男の子が
「パパ、食べ終わったら
またあの地獄風呂に入ろうぜ。」
と言っていました。

地獄風呂(笑)。。。
宿には失礼だが、納得だ。

お風呂に着いてしまえば天国ですが、
たどり着くまでの道のりは地獄です。

でも実はあの長い急な階段こそが
あのお風呂の魅力であるのかもしれません。

パッとドアを開けてもうそこにお風呂が
あったらあれほどお風呂を見た時の
感動はないのだろうなと降りる都度思いました。

寒い中浴衣にスリッパで転びそうに
なりながらやっと降りたご褒美として
迎えてくれるあの温泉こそが
whole experienceなのでしょう。

ディズニーランドに行くと
「ああああ人混み!」と毎回思いますが、
何時間も並んでやっと乗れるからこそ
「凄い!」と思えるのだと思います。

結局人は苦労をするのは嫌いだと
言うけれど苦労をして得られるからこそ
価値のあるものだと思えるところが
あるのでしょう。

ひねくれたものですね(笑)。

英語を習得するのも
苦労・苦労・苦労ですが、
習得するまでが苦しいからこそ
達成感が大きいのだと思います!

「苦労」はネガティブなイメージですが、
達成感を得るための必須条件(盛り上げ役)
だと考えると少し素敵だな。。。
と思ってしまうのは私だけでしょうか?

あなたは苦労を楽しめる人ですか?

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