中国語もいけるかも?

フルーツフルイングリッシュ
カスタマーサポートの吉岡です。

私は時間を潰さなければならない時には
よく本屋に行くのですが、
先日、中国語の書籍コーナーで
面白い本を見つけました。

要するに「英語ができれば中国語もわかる」
という内容のもの。
それも、タイトルは違えど、
同じような内容のものが3冊も
出版されているではないですか!
なんだかフルーツフルイングリッシュの
中国語講座に書かれているような文句だなと思い、
ちょっと読んでみました。

内容はというと、3冊とも、
英語も中国語も語順が主語→述語なので
構造を覚えやすいというものから、
時制の感覚が異なるので、
こうやって覚えたらいいというものなど、
ざっと共通する項目に触れて、
そこからどう中国語を学んでいくかを
簡単にレクチャーしてくれるものでした。

確かに文章の構造は英語に共通するところが
多々あると思いますが、
逆に日本語とも通じる部分も多いという点を
再認識させられました。

例えば有名なのが「象は鼻が長い」という文。
これは、実は中国語も日本語と同じ
文章の構造になります。
→大象鼻子很长。

これを英語にするとElephants have long trunks
(The elephant has a long trunk).

この形が自然ですし、
しかもかっこ書きしたように、
名詞の単数・複数形や冠詞で
何通りかの文章が可能になります。

同様なのが時制です。

英語には明確に時制の区別がありますが、
中国語にはありません。
その代わり、アスペクトと呼ばれる表現で
現在進行している行為、完了した行為などを表します。

実はこれ、日本語とかなり似ているそうです
(厳密に言うと、日本語には「過去形」というものは
ないそうです。本で読んだ知識なので、
もしかしたら間違っているかもしれませんが…)。

さらにいうと、中国語と日本語の両方にあるのが
量詞です(一匹の犬、二着のシャツなど)。
ただし、中国語の方がこの量詞の種類は多く、
区別もしっかりとしています。

さらにさらに、何がともあれ、双方
「漢字」が使われているのが一番の共通点ですね。
一気に親しみが湧きます。
(初級の方は当然ピンイン付きの文章になりますが、
これがない、いわゆる白文の形の文章が
読めるようになると、もう大したものですね)

ということは、英語を学んでいる
「日本人(基本的に日本語がわかる)」であれば、
やはり中国語は勉強しやすいということになるのでしょうか?

本屋で立ち読みを終えた後、
妙にすっきりとした結論に達したのでした。

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