スタンフォードの教授が「日本人の英語」について語ったこと

フルーツフルイングリッシュ
山本です。

世界一受けたい授業でもおなじみ
アメリカスタンフォード大学。

スタンフォード大学で教える
日本人の教授は少ないのですが、
スタンフォード大学フーヴァー研究所
(世界最高レベルのシンクタンク)
の西鋭夫教授の教材で
私は今、歴史を勉強しています。

先日の西教授のメルマガで
「日本人の英語力」について
触れていたのでご紹介
させていただきます。

私達も共感するところがありました。

日本の英語教育

戦後60年間も学校教育で英語を必須にし、
全国津々浦々にまで英語塾が設けられ、
国を挙げて英語教育に熱を上げているのに、
日本人の英語力は上がらない。

日本人の頭が悪いからではない。
努力しないからではない。
我々の文化の中に「外国語は苦手・英語に弱い」の
遺伝子を宿命として持っているからでもない。
中国から渡ってきた複雑な「漢字」を
巧みに取り入れたではないか。

日本で「英語はコミュニケーションの手段」と
含蓄のないセリフを吐いている
教師(大学教授)が多いので、
学生たちは語学・英語の持つ
深さや恐ろしさを過小評価し、
語学習得の厳しさについてゆけないのだ。

「楽をして英語の達人になりたいと思っている人が多すぎる。」

(引用元)日本人の英語力より
http://www.prideandhistory.jp/topics/000635.html

最後は

「楽をして英語の達人になりたいと思っている人が多すぎる。」

という一言で締めくくられていました。

確かに、「英語は楽して身に付ける」的な
魅力的なうたい文句が多いように思います。

私達英語業界に属する多くの
スクールもそういえば聞こえがいいし、
商材が売れるので、そのように
印象付けられているのかも
しれません。

ただ、現実を見ると
中学で学んだ、基本的な単語、
canやdoやwillのような単語すら
正しく使いこなせていない方が圧倒的
大多数である事に道のりの
遠さを感じざるを得ません・・・
(TOEIC900点レベルの方でも多いのです)

スタンフォード大学で教えているくらいの人が
「楽して英語の達人になりたい人が多すぎる」と
言っているのです。

その人その人に求められるレベルは当然違います。

だからあなたの仕事の
責任が重ければ重いほど、
相手との交流が親密で長期に渡ればわたるほど
あなたの英語も自然にバージョンアップ
せざるを得ない時がきっと来ます。

あなたの英語力はあなたと世界との
本当の距離を表しているのかもしれません。

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