私達はオンラインで英語を教えています。
ご存知の通り英文添削サービスです。
主な利用者は仕事で英語を
使っているビジネスマンです。
仕事で一番使うコミュニケーションツールが
断トツでメールということもあり、
メールの利用実態ってどんなものなのか
調べてみたら、日本人同士で感じる事と、
ネイティブが日本人の英文メールに感じることが
結構似ていることが分かったので
シェアさせてください。
一般社団法人日本ビジネスメール協会が
2014年に調査したビジネスメール利用動向調査
によるものです。
職場でのビジネスeメールの常識
仕事上で周囲とコミュニケーションをとる
主な手段上位12項目のうち
メールがトップで98%、
次いで電話92%となっています。
一日に送信するメールの数は
10通未満・・・3割、
20-30通程度・・・3割強、
さらにそれ以上という方が3割で均等に分布しています。
あなたはどのグループでしょうか?
同じ仕事をしていると仮定して
日本語で30通のメールを送っていて
英語でそれが10通に減っているとしたら
あなたの仕事の生産性は大きく
落ちていると言えるかもしれません。
メール返信を24時間以上待てる人はたったの2割・・・
メールの確認頻度も1日に10回以上する人が42%を占め一番多く、
頻繁にメールを確認して、メールを中心に仕事が
進んでいることが分かっています。
そしてメールの返信にはどの程度で返す必要があるかという
認識においても1日以内だととらえる方が54%に上り
24時間以上待てる人わずか21%という結果が出ています。
正しい英語か不安なあまり一通に時間を
かけ過ぎている方も多いようで、
正しい英語も重要視する必要はありますが
返信時間も重要な事が分かります。
メール返信が遅れる時の意外な3番目の理由・・・
時間内に返信が遅れる理由についても調査されています。
第1位 直ぐに結論が出せない 69.25%
第2位 忙しい 42.46%
とここまでは理由が納得できるのですが、
ベスト3位はなんとこんな理由。
第3位 返信が遅れても問題のない相手 36.27%
相手を見て仕事をしている方が多い事が分かります。
あなたは相手からどう思われているでしょうか?
いつも変な英語でゆっくりメールを返信していたら
いつのまにか、この人はまともに相手にしないでおこう・・・
そんな事になっていないか注意して下さい。
相手からもらって不快なメールベスト5
相手から見てメールが
不快だった理由のベスト5については
当社が過去に調査した外国人が日本人の
メールに感じる不快なポイントと
ほぼ一致しています。(文法ミスなど除く)
第1位 文章があいまい 37.69%
第2位 文章が失礼 31.85%
第3位 文章が攻撃的 21.84%
第4位 文章が冷たい 17.94%
第5位 件名がわかりにくい 17.39%
第6位 返信が遅い 16.55%
社会全体がこのようなサイクルで仕事を
している以上、あなたが英文メールを書くときにも
同様のレベルの返信が求められていますし、
相手に不快な思いをさせないように適切な
文章を書いていく必要があります。
もちろんあなたの場合は、そこに
適切な英語表現力が加わってきます。
あなたのメールを受け取る相手がどんなことを
重要視しているのか一度振り返ってみて下さい。
あなたはそれを満たせているでしょうか?
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