あなたは「段階的エクスポージャー（暴露）療法」という言葉を
聞いたことがあるでしょうか？
これは語学学習などで有効なメソッドです。
特に英語に自信がなくて、海外にいてもなかなか
現地のコミュニティーに入っていけない場合や、
職場で英語に囲まれて自分が出せないケース、また日本語でも
人前で話すのが苦手なケースに有効な治療法とされています。
これは難しい言葉で表現されていますが、最初は少人数の前で
自分を出して、徐々にその対象を大きく広げていきましょう
という考え方です。
exposureとは「暴露、露出」という意味の英単語。
徐々に露出を増やしていくという意味です。
たとえば蛇が苦手な人には、最初蛇の写真を見せることからスタートし
徐々に、蛇の動画、折の中の蛇を観て、折の外だけど離れたところに置く・・・
という具合です。
会話の場合は少人数の前にとても短い会話を行う、
徐々に会話を長くする、そして段階的に人を増やすという
具合です。
いきなり人並みレベルにやらないことがポイントです。
会話でも抵抗がある方は、人前に出る前に、英語を書いて
チェックしてもらうという段階からスタートすることも
オススメです。
特に英語を勉強したいけど、見ず知らずの人としゃべるのは
ちょっと抵抗があるという人にはオススメです。
英語でも日常会話でも、人には失敗を恐れる傾向があります。
失敗の恐れの原因は元をたどると「きまり悪さ」です。
決まり悪さを必要以上に感じてしまう方には(私もそうですが)、
まずはライティングでマンツーマン指導をしてもらうことも
検討してみて下さいね。
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