他人の限界が自分の限界になる事について

何か、すごいアイデアをひらめく時ってありませんか?
でも実はインプットなしで何かをアウトプットすることは
稀です。

私たちが生み出せるものはインプットの量と質によるもので
世の中のほとんどすべての物はコピーか組み合わせの
アイデアがほとんど。

脳味噌は何かをゼロから生み出すものではなく
インプットデータを加工してアウトプットする反応型の
器官なのです。

もしあなたが独自の考えをもっていたとしても、それは
結局誰かの考えのコピーであることが多いのです。

もちろん発明など画期的なものがありますが、それですら
先人の発見や調査結果、自然の観察などのインプットを経て、
何かが別のものと組み合わさって新たなものとしてアウトプット
されることがほとんど。

あなたが得られるものはインプットの質に左右されます。
つまり、あなたが読む本、経験すること、周りにいる人・・・など
あなたがいる環境からどんな刺激を受けるかがあなたの
生産性を決めています。

教育格差とか貧困の連鎖とか良く言いますが、
親が貧乏だったり教養がないと子供もそうなりがちなのは
統計的にも証明されています。つまり誤解を恐れずに
言うと、インプットの量と質は人生の質を決めるのです。

ここに1つの問題があります。

私たちが使っている言葉「日本語」です。
これはきわめてレアな言語で、インターネット上の全情報の
4.7%を占めるだけの存在です(それでも英語、中国語、スペイン語に
次いで4位)。

アメリカはだいたい日本の10年先を行っているといわれていますが
(もちろん分野にもよります)
日本で成功している企業もタイムマシン経営と
いって海外でうまくいっているビジネスモデルを
導入して成功している企業が多くあります。
ソフトバンクの孫正義さんの手法もそのように
評されることが多いですよね。(命名者が孫さんらしいです)

つまり先進的な情報は英語で書かれている事が多いのです。

日本語は最先端の情報にアクセスするには弱い言語なのです。
日本で翻訳されている書籍なども、翻訳者の力量で内容が
微妙なものも多数あります。肝心のニュアンスを伝えるところで、
どうしてこんな風に訳してるんだ!台無し!、つまり劣化コピー
ということが多々あります。

個人的な見解ですが、ハウツーものこそ絶対にその著書による英文、
原書で読むべきです。日本語でいいな!と思った訳本で自分の
座右の銘になっている本や、常に参照している本があれば
ぜひ原書にチャレンジしてみましょう。特に読み込んでいる
章だけでもいいと思います。

話を戻すと、普通は他人の力量にあなたの
力量が左右されているという状況です。
もちろん、日本語で勉強しても、あなたほど勉強したり、
努力する人はそれほど多くはありませんので不自由は感じないかもしれません。

ただ、もしあなたが人とは一線を画すくらいになりたい
のならやはり生の英語を生のまま
理解できるというのはメリットだと思います。

他人のレベルで自分のレベルが制限されてしまうという事・・・
あなたは考えたことがありましたか?

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