アメリカ人は英語を勉強してる?
アメリカで出版されたある自己啓発の本の中に
「いい本を教師にする」という章がありました。
今でもアメリカ社会は教育格差が非常に激しく、言葉遣いで
生まれが分るほどだと言われており、使う言葉で「格付け」される
という現実があります。
当社の講師で実際にアメリカ社会で働いている方の経験からも
やはりそれは事実のようで当社の生徒様にもコラムでその現実を
伝えていただいたことがあります。
「あの仲間か・・・」と思われないために
言葉が相手に伝える印象と言うのは全国民の日本語スキルに
それほど差がない私たちには想像がつかないことですよね。
その先生曰く、程度が低い英語を使うと「あの仲間か・・・」と
思われてまともに相手にされないこともあるといいます。
私たちには勝手の分らない英語。「伝わればいい」という議論も
ありますが、相手にどのように伝わっているか、どのように判断されるのか
をしっかり知ることも大切です。
そのうえで、状況に応じた英語が使えるように
慎重に、大切に、英語を学ぶ段階が、あなたが学習を進めていくうちに
そのうち来ると思います。
アメリカ人がアメリカ人に教えている事
「仕事でもプライベートでも、新たに知り合った人は言葉づかいや語彙で
あなたという人間を判断します。そして多くの場合、それが出世にもつながるのです。
私たちは、何をどのように言葉にするかということで評価されています。
美しく、正確な言葉をつかいましょう。リンカーンは言葉の使い方を学んで、
アメリカの大統領にまでなりました。彼はわずか1年ほどしか学校に通いませんでしたが
さまざまな古典文学を繰り返し読み、バーンズやブラウニングやバイロンの詞を
暗誦できたといいます。
『私は専門家にも劣らないほど、シェイクスピアを読み込んでいると思う。リア王、
リチャード三世、ヘンリー八世、ハムレット、そしてマクベス。マクベスに
勝るものはないと考えている。本当にすばらしい』とリンカーンは語っています。
リンカーンはゲティズバークで、人類史上もっとも美しい演説を行いました。
骨身を惜しまない勉強の日々が、歴史に残る演説という形で実を結んだのです。」
あなたは、自分の言葉によって格付けされています。リンカーンにならって、ぜひ
古典に親しんでください。
「望むものをひきよせる心と宇宙の法則」ロバート・コリア―・中島薫監訳より)
実はロバート・コリヤーと言う方は、私が勉強しているコピーライティングの
分野ではアメリカでは伝説となっている有名な方です。いろいろと
勉強しているうちにこの本(日本では唯一の翻訳書)に出会いました。
言葉を職業にする方が描いた本というのもあるのかもしれませんが
参考にしてください。
あなたの英語は相手にどう映ってる?
この本では古典にならえという事を言っていますが、同じような学習方法
薦めている当社の講師も何人かいます。ぜひ興味がある方は
英語版を取り寄せて勉強されてみてはいかがでしょうか?
最近ではオバマ大統領のものですかね?
私はリア王、マクベスくらいしか読んだことないのですが、マクベスは面白い
印象があって、英語版でもチャレンジしてみようかな・・・と思った今回の読書でした。
良質の英文に触れたらそれを自分のものにする練習も必要になってきます。
その時がきたら、ぜひフルーツフルイングリッシュで練習もしてみてくださいね。
待ってます。
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