能力が先か?肩書きが先か?

このメルマガを読んでいる方は社会人の方が多いので、あなたにも
肩書きがあるとおもいます。

肩書きとは、その人の立場をあらわすもの。肩書きにより立場が決まり、
と同時に、肩書きによりその本人自身もその立場として相ふさわしい
振る舞いをするようになります。

肩書きについて私自身の興味深い話があります。私は以前
一部上場企業で40人以上の部下を管理する管理職をしていました。

ある二人の部下・・・

その時私は自分のグループの仕事をより効率的にこなすため、
有望で能力の近い2人を昇進をさせたかったのです。ところが
大企業だったので昇進枠がきまっており、部長の意向で
一人だけを選ばざるをえませんでした。

それから半年、1年がたったとき2人の人間の活躍には
目覚ましい違いがありました。昇進した一人は、権限が拡大したことで
水を得た魚のように、私の期待以上の働きをして
グループを大いに助けてくれていましたが、
昇進できなかった一人は、1年前の仕事レベルと大差ない働きでした。

何が違いを生んだ?

もともと能力的には同じだったのに、どうしてこんなに差が出たのか?

肩書きや環境がその人を相ふさわしい姿に成長させることもあるのだなと
学びました。その肩書きを持っている人は自然とその肩書きにふさわしい
ひとになるよう意欲的に成長していきます(中には方の荷が重くつぶれる人も出てきますが)

肩書きが先か?能力が先か?

能力の成長を待っていたら、いつまでも成長しないか成長が遅いことは
あると思います。ところが、肩書きを与えると能力が
その肩書きについてくることもあります。

これは私の会社員時代のエピソードですが、英語でも
フルーツフルイングリッシュには帰国子女の先生が多数いるので
話を伺うと、だいたいが小さなころに、もしくは多感な時期に、
あるいは社会人になってからでも、英語能力がそれほどない時期に
その環境に放り込まれて環境に順応しています。

もちろん多大な代償を支払いながら・・・

準備を待たずに飛び込んだら?

英語も準備が整うのをまっていたら、いつまでたってもその時は
来ないかもしれません。「先に」環境を用意してみるのも1つの
方法です。

英語をしゃべれるように、書けるようになってから英会話や
フルーツフルイングリッシュで勉強しよう!と思っている方も
多いようです。使えなかったらどうしよう・・・
という不安が理由のようです・・・

この思考の順番を変えてみるのも一つの方法かもしれません。
しゃべれない、使えないから「使えるようになる練習」をしてみましょう。

英語を使う環境が、あなたが今まで学んできたことを使える知識に変え、
英語能力を開化させるきっかけになります。

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