今回は、以前読んだ本からお届けします。
前回、
「なぜ成功本を読む人の数だけ成功するひとがいないのか」
という趣旨の記事をお届けしました。
アメリカでも格差という問題はあって、原因を分析した結果、
社会全体にも、そして、ほぼすべての業界、職業に、
ここ数十年の歴史を通じて当てはまっている
法則があるそうです。
「逆ピラミッドの法則」と呼ばれるもので、
比率は数字が下から、1%、4%、15%、60%、20%。
合計すると100%。
きわめて高い報酬を得る・・・1%
うまくやっている・・・4%
満足のいく収入を得ている・・・15%
かろうじてなんとかやっている・・・60%
貧困状態に陥っている傾向がある・・・20%
この比率が当てはまるかどうか、
インターネットの出現以前にさかのぼって調査されました。
技術進歩や革新的な改革が何度も行われて
いるにもかかわらず、何十年もこの比率自体は変化が
ないのだそうです。
ということは、社会環境に左右されない不変の法則と
言えそうです。
この違いは何によってもたらされるのかというと、
「行動」なんだそうです。
なんだ、そんなことか。
そう、「なんだ、そんなことか」と私も思いました。
でも「そんなことは知っている」という人は
100%ですが、実際に行動する人は
たった5%ということです。
「所得と富の逆ピラミッド」の先端部に属する
人たちは、ただ単に、他の人たちができるのに
しようとしないことをたくさん実行しているだけ
なんだそうです。
そういった事の大半は、困難を伴ったり、
時間がかかったり、学習を必要としたり、
一筋縄ではいかないことだったりします。
だから、ほとんどの人は避けて通ってしまい、
実行に移す人は相対的に少数になります。
逆ピラミッドはその分布を表しています。
ポイントは、「だれでもやろうと思えばできるのに
しようとしない事をしている」という事。
この調査結果を見る限り、
うまく行っている人というのは、
やはり「行動」している人なんですね。
あなたも英語を使えるようになるという果実を手に入れたいなら
その単語「知っている」ことより、
その単語「使える」ようにする必要があります。
「使える」ための行動は自分で英語を使う事ですよ。
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