創業物語#4 留学が始まった日

こんにちは。

フルーツフルイングリッシュ 
カスタマーサポートセンターの山本です。

英語の学習を続けることでチャンスが開けたエピソードをテーマに
フルーツフルイングリッシュの創業者の一人である
近藤に自分の経験を語ってもらっています。

第4話 留学が始まった日

この留学をきっかけとして、いろんなことが変わり始めました。

ちょうどこの留学が当時はやっていたMBA(経営修士号)の
エッセンスを学ぶためのコースだったこともあり、
留学先のビジネススクールで履修していた授業で、
ビジネスプランを書くことになりました。

ビジネスプランとは、起業家が企業を立ち上げる際、
投資家から資金を集めるために
自分のビジネスが投資家の利益になるものであること、
自社の弱み強み、今後数年の経営計画、売上目標などを整理し、
プレゼンテーションするものです。

留学の後半、MBAのエッセンスを学び終わった時に
その集大成として課されたものでした。

宿題として課されたビジネスプランでしたが、
どうせ書くなら絵空事を書くよりは、
何か本気になれるものを書きたいと考えていました。

その時ふと、
ネイティブに自分の英語を添削してもらうサービスを
インターネットを使って提供できないかというアイデアが浮かびました。

これは何もないところから思いついたのではなく、
留学中に常々そんなサービスがあったらいいのにと
思っていたからでした。

ネイティブに気軽に添削してもらえるサービスがあったら便利なのに・・・

・授業のレポートはもちろん英語で提出することになっていたので、
 提出する際にチェックのためにネイティブ見てほしい常々思っていた。

・英語は一応使ってはいるが、自分の英語をそれほど正してもらえる機会が
 それほどなかった。自分の英語に変なクセがついているのかどうかもわからず、
 伝わればいいとは言え、やはり不安だった。

アメリカに留学しても自分の英語を正してもらう機会はめったにありませんし、
ホームステイもしていましたが、いくら関係が良くても何回も
ただで頼めるものでもありませんし、
ホストはそういったものでもありません。

私はホストとは相当仲良くして、
本当にいい関係が気づけているねとクラスメートに
うらやましがられたくらいですが、それでもです。

誰もが気兼ねなく、好きなときにネイティブに添削指導を受けられる
サービスがあれば本当にいいなと思っていたのと、
ネタにも困っていたので、
どうせ書くならこれをネタにビジネスプランを書こう、そう考えました。

当時2001年でした。

インターネットもだいぶ普及して来ましたし、
当時アメリカでは”BlackBoard”「黒板」という
インターネット上で授業を受けられる
eラーニングサービスが開始されていました。

私のスクールでも生徒同士の議論や、
レポート提出などに使っていました。

また、日本でもインターネットは従量課金制ではなく、
つなぎホーダイのADSLなどが主流になってきつつあった
時代背景もありました。(昔はインターネットに接続した
時間だけ課金されていたのですよ。今では信じられないかもしれませんが・・・)

ちなみに私が留学のために渡米した3日後に
9.11同時多発テロが発生し、
緊迫した中で私の留学生活が始まりました。

<第5話に続く>

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