皆さん、こんにちは!
英語メールのやり取りをし始めた頃に突然出会う、意味不明の省略語たち、ありますよね?
大文字で2-4文字程度で成り立っていて、その言葉だけがポンと表示されていたりします。
今回は、その中でどのような職種でも見かける、必須2つの省略文字FYIとTBDをご紹介します。
英文ビジネスメールでも使う、FYIとは?
FYIは、For Your Infoの略です。
For Your Information(あなたに情報まで)のことです。
この文字を見た場合は、このように理解します。「ご参考までに。」「あなたも知っておいたほうがいいので私からあなたにお知らせだけはしておきます。」
For Your Infoと丁寧に書いてくださる方もたまにはお見掛けします。
しかしながら、初めてこの文字を受け取る際、以下のような体験をされることが多いようです。
転送メールを開いてみたら、メール内容がFYIとだけそっけなくあって、これは何だと驚く・・・。
多忙な時間を過ごしているビジネスシーンでは、業務に支障がない範囲で意味を理解しないままでいることも多いのではないでしょうか?
FYIを私が理解したのは、海外とメールのやり取りを始めてすぐのことでした。
恥ずかしながら、FYIを分からないまま放置していました。
ある時、私を指導してくださっている方がFor Your Infoと実際に口頭で言いながらメールを転送してくださったために、理解ができました。
英文ビジネスメールでも使う、TBDとは?
TBDは、To Be Detailedのことです。
To Be Decided/Determined.と説明されていることもあります。
この文字は、大抵は社内共有カレンダーであったり、会議の案内メールにて付いています。
「まだ詳細はこれから。」「決定に関してはこれからです。」という意味あいで、次のように使われていることが多いです。
HR Meeting: TBD
Kick-off-Meeting Date: 26/09/2021 Venue: TBD Schedule: …
私がこの省略語に初めて出会ったのは、日本の外資系企業にて秘書業務をした時でした。
人事部長のスケジュール管理をしていたため、TBDの文字を見ない日はありませんでした。
TBAは?
この表現の派生でTBAを紹介しておきます。
TBDと同じく、時折共有カレンダーや会議案内メールで見かけますが、ずっと頻度は減ります。
To Be Announced.という表現です。
意味は、「そのうちアナウンスをいたします。」「追ってお知らせいたします。」
私の場合、TBD/TBAに関しての理解は英文でのビジネスシーンに慣れてきていたころでしたので、ネットで調べて自分で解決しました。
その会社の独自略語のことも
見慣れぬ省略語が出てきたときにはネットで調べれば何とかなります。
ただ、その会社での特別な用語だったり、自分の業種や業務で専門的な用語だったりするものもないわけではありません。
調べてもどうしても理解できない言葉は、誰かに聞いて解決するほうが後々仕事がしやすいです。
今回は、ビジネスメールに必須のFYIとTBDをご紹介しました。
意識してみると、この二つを見かけることはそれなりにあります。
自分でも使えるようになってくると英文ビジネスメール熟練者に近づいていけます。
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英語が好き。語学が好きというよりは、その背景にある特性や文化などに興味も持つ。ひとが好きで、世界中の人と対話できるおもしろさが嬉しい。
長年地元で英語科教員をしていたが、東京で民間企業に転職、英語を使ってビジネスをし続け、外資系も経験。フィリピンの日本支社でフィリピン人の管理部門も経験。ひたすら実践で英語を身に付けていった経験から、英語習得について語ります。
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