こんにちは、講師のMayukoです!
さて、突然ですが!「英語をいかに上達させるか?」、これは英語を学習する人にとって常に課題となる問題だと思います。
ということで、今回は私が一番効率が良いと思う勉強法を紹介したいと思います!
簡単にまとめると、以下の3点に凝縮(?)されます。
1.基本的な語彙と文法を身に着ける
2.簡単なフレーズをひたすら音読、暗記する
3.本を読む、映画やドラマなどを観る、歌を聴く(ただ漫然と聴くのでなく歌詞をきちんと読んで理解した上で聴く)、話す機会を作る
1. 基本的な語彙と文法を身に着ける
日本の英語学習は、とかく文法重視、いかに難解な語彙を数多く知っているかを重視し、実用的でないと批判されがちです。しかし、私は、一口にそれは不要とは言いません。
文法無くしては、きちんと話すことはできません。
極論、単語を並べれば意思疎通はできるかもしれませんが、「きちんと」話すことができるようになるには文法知識は必須ですし、語彙も、数が多ければ多いほど、豊かな表現ができるようになります。
個人的な経験では、私の高校は進学校だったため、いわゆる「受験英語」を勉強させられ、当時は面白みも何もなくただやらなければいけないのでやっていましたが、今となっては、その土台が大切だったのだと思っています。受験英語で学んだ語彙や熟語が、今も役に立っているからです。
まずは、「基本的な」文法と語彙を身に着けることをオススメします。
※「完璧」でなくても良いのです。「基本的な」というところがポイントです。
2. 簡単なフレーズをひたすら音読、暗記する
私が過去英語の勉強をしてきた中で一番効果的だと思ったのは、音読です。
とにかく、簡単な文章を暗記するぐらい音読していました(今でも、「最近口をあんまり動かしていないな?!」と思ったら、なんでも音読です)。そうすると、まとまったフレーズが自然と口をついて出てくるようになります。
そして、私は、極力CDがついている本を購入しています。それを聴きながらできるだけリズムやアクセント、発音をまねてみることで、英語独特のリズムが身に着いていきます。
3. 本を読む、映画やドラマなどを観る、歌を聴く、話す機会を作る
経験上、読書は、細かな文法を身に着けるのに非常に役立ちました。
かと言って、好きでもない読み物を読むのは苦痛ですね。内容が面白いと思えるもの、自分が興味がある内容の読み物を見つけるのが一番です。
また、言語学習をしていると、よくラジオやテレビのニュースを聞くのをすすめられます。
しかし、(特に初級~中級段階では)よく理解できないもの(音)をひたすら聞くのは苦痛ではないでしょうか?そこで、私は、歌を聴くようにしました。
私は音楽が好きなので、まずはメロディーが好きな歌を見つけ、歌詞を見ます。もともと好きな歌なので、何度も聴きます。そのうちに、自然とフレーズを覚えます。
また、映画やドラマを観ます。私は、「Friends」をたくさん観ました。
読書、ラジオやテレビ、歌にしても、やはり学習と言えども自分が好きなもの、楽しいと思えることじゃないと続かないと思います。
「自分が好き」「楽しい」「興味がある」ということが重要だと思います。
ちまたには、「聴くだけで身に着く」といった怪しい(?)勉強法があふれていますが、個人的な経験では、「努力なくしては言語は身に着かない」と思います。
そんな簡単に身に着いたら、誰も苦労しませんよね!
私は、カナダに初めて来た当初、「カナダにいれば自然と英語は身に着くだろう」と甘く見ていました。
が、実際に自分の英語が上達したと自覚できたのは、カナダに来て1年ほどたってからです。
自分の言いたいことが言えず、悔しくて涙したことも数知れず。努力無くして身に着くことなどないと痛感しました。
今でも、まだまだ「私の英語は、完璧よ!」などと思ったことがありません。
今でも努力中です。
英語や、他の言語を身に着けることは、すばらしいことだと思います。
他の言語や文化を翻訳しないで理解できることは、自分の引き出しを増やし、色々な角度からの思考ができることにつながると思います。
この記事が、少しでも学習の手助けとなれば幸いです!
英語学習者であれば一度はあこがれる難関資格「通訳ガイド」の資格保有者。自らの英語学習から得た経験、通訳ガイドや翻訳者として働いた経験を活かして指導します。現在カナダで育児をしながらフルーツフルイングリッシュ専属講師として活躍中です!
座右の銘は、”Where there is a will, there is a way.”「意志あるところに道は開ける、精神を集中して事に当たれば、どんな難しいことでも成し遂げられないことはない」
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