こんにちはliliyです。
今回はIELTSの中でも、ライティングで結果をだすための勉強法をご紹介します。
ライティングは、IELTS4技能の中でも平均スコアが最も低いため、
しっかり対策できるように勉強法をご紹介します。
※ここではアカデミックモジュールの方をご紹介していきます。
IELTSライティング問題の基礎情報
<出題内容・時間配分>
・問題数:2タスク
・制限時間:60分(時間配分目安 タスク1:20分、タスク2:40分)
・スコア配分
タスク1:タスク2=1:2
タスク2の方が配点は2倍です
IELTSライティング、タスクごとの対策;タスク1
次にタスクごとの対策について説明していきます。
■タスク1
グラフや表などのデータを読み取り、数値やグラフの変化などの特徴を挙げたり、比較したりして要約する問題です。
日本人が苦手なライティングですが、タスク1は比較的に点数が取りやすいところです。
しっかりポイントを抑えて確実に点数をとっていきましょう。
タスク1は、使用する単語や言い方は毎回同じですので、何度も練習すれば必ず高得点が狙えます。
タスク2で高得点をとるためには、まずはタスク1を20分で解けるように練習しましょう。
タスク1の文章構成は、以下となります。
①Describe(何について表されているのか)
②Explain(どのような数値の変化があるのか)、
③Comparison(他の数値と比べてどの数値が変化しているのか)
④Summarize(要約)
タスク1で高得点を取るポイントには、
文字数は150文字以上書く必要があります。
高得点を獲るために欠かせないポイントは、まず150語以上書く事です。
150語に満たない場合は、減点されますので必ず文字数は練習の時から気にするようにしましょう。
足りないなと思ったら、②と③でより数値を詳しく述べるなど方法はあります。
他のポイントには、
タスク1では、自分の意見や考えを一切書く必要がありません。
グラフや表が表すものを正確に記述するのみです。
ですので、I thinkなどを使用する事はありません。
正確に記述するためには
・すべて断言系でかく
・文法は現在形でかく
・主語はグラフ、表、数値など問題用紙に見えているものを使用する
などのポイントを守る必要があります。
【必ず役に立つ】タスク1で使える単語
それではタスク1で使える単語をご紹介します。
増加 | 減少 | 横ばい | グラフ |
increase | decrease | lay off | pie chart |
rise | reduce | stay flat | bar graph |
raise | decline | remain flat | line graph |
go up | fall | at the same level | table |
improve | drop | diagram | |
double | diminish | ||
triple | halve |
今回ご紹介した単語は必ず覚えてテストに臨みましょう。
【覚えておきたい】グラフを説明するときに使う副詞
グラフの説明にも、さまざま表現で説明することが必要になります。
◎緩やかにグラフが変化する時
steadily, gradually, slightly, moderately, gently
◎急激な変化が見られる時
rapidly, sharply, dramatically, suddenly, markedly, significantly
◎少し変化が見られる時
slightly, marginally
これらの副詞を使用できるとスコアは大幅にアップに繋がります!
如何でしたか?
タスク1で求められるライティングスキルは、
・簡潔に、正確にグラフや表を読み取り、
・それを表現できる力があるかが
評価されます。
文字数150以上をクリアしていても、正確に表し、比較できていなければスコアにはなりません。
正直、タスク1は書き方を暗記しても問題ありません。
変化が大きい時はこの表現、小さい時はこの表現とインプットすれば早く書くことができ、見直しに時間を使えます。
タスク1の点数を確実に獲る為には、積み重なる練習が一番の近道です!
IELTSライティング、タスクごとの対策;タスク2
IELTSライティングタスク2はなかなか独学でスコアを上げるのが難しいタスクです。
タスク2では与えられたトピックについて、自分の意見を論理的にまとめて書くエッセイ形式の問題になります。
文字数は250字以上書く事が必須です。
トピックは毎回異なり、社会問題や国際問題、身近な問題など様々です。
トピックに対して賛成なのか、反対なのか、どういう意見を持っているのか、を書く必要があります。
時間は、タスク1の倍の40分で解く必要があります。
タスク2の基本的な文章構成は、
・Introduction (50 words)
・Main Body (150 words)
①トピックに対しての賛成意見/肯定的な意見(50words)
②トピックに対しての反対意見/否定的な意見(50words)
③トピックに対する自分の意見(50words)
・Conclusion (50 words)
になります。
タスク2の文章構成の詳細
それでは、タスク2の対策ポイントをご説明します。
・Introduction
まず初めに問題文を違う単語や言い方を使いながらパラフレーズします。
その後、問題文で聞かれている事に対して自分はどう思っているのかを書きます(賛成か反対か)。
最後に今から書くエッセイの概要を書きます。
概要とは、「Body1では~について、Body2では~について述べます。」のように更に詳しい内容を書くパターンや、
「以下のパラグラフでなぜ私は賛成の立場を取るのか」と書くパターンがあります。
・Main body
ここには、賛成意見、反対意見、そして自分の意見を明示的に書く必要があります。
根拠や具体例を書かなければいけません。
ボディでは、あなたの意見とそれをサポートする強い根拠や具体例が必要です。
あなたの主張について、サポートセンテンスを入れながら明示的に書きましょう。
・Conclusion
最後は、自分が構成した議論をまとめます。
主張したことや議論の流れを分かりやすく簡潔に書いてエッセイを締めくくりましょう。
タスク2は、もちろん練習を積み重ねる事は大切ですが、日頃からニュースを見て国際的な問題や、社会問題に対して意見や考えを持つようにしましょう。
また、自分は賛成だと思っていたとしても、反対意見の方が根拠や具体例が思いつくのであれば「反対派」としてエッセイを作成しましょう。
いかがだったでしょうか?
ライティングに対して苦手意識を持っている方も少しはコツやポイントが掴めましたか?
タスク1はとにかく練習あるのみです。
タスク2と比べ配点も少ないですが確実に高スコアを獲れるように頑張りましょう。
タスク2では日頃からニュースなどに対して意見を持ち、さまざまなアイデアを持つようにしましょう。
この記事が少しでも役立つと嬉しいです!
カナダ、オーストラリア、アメリカと海外滞在経験も豊富。現在は外資系企業に勤めながら英語に関する記事の執筆をおこなっている。TOEIC:940、TOELF(iBT):110、IELTS:6.5の実績を持ちながら現在も日々英語学習に取り組んでいる。
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