みなさん、こんにちは。
いままでIELTS リーディングの基本的な情報や勉強方法をご紹介してきました。今回はもっと高得点を獲れるようなコツや勉強法をご紹介したいと思います。
まずはおさらいです。IELTSのリーディング問題は、
問題数:40問(1問1点) / 制限時間:1時間 となります。
3つの長文が出題され、1つの長文につき13~14問出題されます。
書籍、専門誌、雑誌、新聞などから抜粋された文章ですが、最低一つは論文形式の長文が出題されます。
IELTSスコアアップのコツ1:とにかく単語を覚える
こんな基礎的な事言わないでよ・・・と思いましたか?
いくらコツを掴んだとしても、ベースの文章が読めないと全くスコアアップには繋がりません。単語は知っていればいるだけ高得点に繋がります。
まずは徹底して単語を覚えるようにしましょう!私の記事では何度かご紹介していますが、とりあえず単語帳を1冊に絞ってください。完璧に1冊を覚えた時に、次のレベルの単語帳を購入してください。
IELTSスコアアップのコツ2:対策をする際は、同じ形式の問題ばかりを解く
前の記事でご紹介しましたが、IELTSにリーディングの問題形式は大きく分けて3つです。
①本文中から語句を抜き出す問題
②選択肢から正しいものを選ぶ問題
③本文の内容を識別する問題
本番同様に通しで過去問を解く際は、出題順に解いても全く問題ありません。しかし、対策をするときは、問題形式に慣れる方がスコアアップを狙えるので、徹底して同じ形式の問題を解きましょう!
余談ですが、私は図書館やネットで過去問や参考書を印刷して形式ごとに分けて今日はこれ、明日はこれ・・・のように徹底して勉強していました。
同じ形式の問題を解いていくうちに、だんだんコツや解き方が分かっていきます。
IELTSスコアアップのコツ3:スキミング、スキャニング、パラフレーズリーディングをする
簡単に言うと、一言一句丁寧な読み方をしないということです。
IELTSに限らず試験には制限時間がつきものです。いかに早く正確に読めるかが高得点のカギになってきます。もちろん全ての意味を理解しながら読む事は良いことですが、IELTSには向いていません。重要な部分だけを抜き出すようにして読む方法が、一番効率が良く、高得点を狙えます。
しかし、練習をしないと最初からできる人はいません。
ポイントは、固有名詞や何度も出てくる単語は確実に重要だということです。また、固有名詞の意見や気持ちも回答やそのヒントに結び付くことが多いです。
パラフレーズリーディングなどができるようになると、最初の段落の一文を読むだけである程度はこれからどのような内容が始まるのかが分かるようになります。
質問文を読み、何について回答しなければいけないかが分かればこの読み方は非常に便利です。回答になりそうな段落や箇所だと分かれば、そこに少し時間をかけて読んだり丁寧に読んだりすればいいのです。ずっと集中して全力でリーディング問題を解くと他の問題の途中で集中力が切れる事が考えられます。いい意味で手を抜けるところは手を抜いて問題を解けるようになりましょう!
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
コツをご紹介すると言っておきながら、ただの勉強法だったのにはお気づきでしょうか?
最後のコツ3は若干のコツかもしれませんが、後の2つはただただ勉強してくださいというような内容です。
しかし、なぜ単語が大切か分かりますか?
IELTSの問題は言い換えが非常に多く使われています。
単語をたくさん知らないと、言い換えられている事に気づけません。言い換えられて違う英単語になっているだけで、大切なキーワードが隠れているなんてこと頻繁にあります。
今回ご紹介したものはコツではないかもしれませんが、
上手に勉強する上で非常に大切なことです!
コツ1,2をしっかり実践し、リーディングの試験問題を解く上で知識をつけてコツ3を実践してみて下さい!
みなさんは、何も武器を持たずに戦う戦士にはならないでください。
本番までにしっかり準備してスコアアップを狙いましょう!
カナダ、オーストラリア、アメリカと海外滞在経験も豊富。現在は外資系企業に勤めながら英語に関する記事の執筆をおこなっている。TOEIC:940、TOELF(iBT):110、IELTS:6.5の実績を持ちながら現在も日々英語学習に取り組んでいる。
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