みなさん、こんにちは。
今回は英語の発音の勉強法をご紹介したいと思います。母音と子音で分けてご紹介したいので、今回は基本中の基本、母音からじっくり勉強していきます!
前回は自分の英語に自信を持つ仕組み(流れ)をご説明しました。
覚えていますか?良い循環を無限に作れる方法なので、忘れてしまった方はもう一度読んで頂けると嬉しいです!→ネイティブのように話したい!英語の発音練習法
発音を上達させたいなら、発音記号で学べ!
みなさんは発音記号を見たことはありますか?
英会話などで、「A、æ、Apple…B、b、Boy…」と習ったことがある方もいるかもしれません。
英語の発音記号は日本語にはない発音です。日本人はカタカナで発音を学ぶ機会が多いように感じます。しかし、みなさんのように本気で発音を良くしたいと思う方は発音記号で学びましょう!その勉強法をフォニックス(Phonics)といいます。英語圏の子供たちも学ぶ方法の一つで、非常にメジャーな勉強法です。
発音記号って…?
母音(a, e, i ,o, u)の発音記号とはどんなものかを見ていきましょう!
(ご紹介する順番は日本語順にご紹介します)
- ア(に近い発音をする発音記号)
a、aː、æ、ʌ、ə、əː
- イ(に近い発音をする発音記号)
I 、 iː
- ウ(に近い発音をする発音記号)
u 、 uː 、 ʊ
- エ(に近い発音をする発音記号)
e
- オ(に近い発音をする発音記号)
ɔː
母音だけでもこんなにもたくさんあるんです。カタカナで書くと、アイウエオと単純な表記になりますね。もちろんそれぞれ発音は異なります。
この記事は、勉強法をご紹介するので、一つずつの発音の仕方は別の記事やサイトで確認して頂けると助かります。
発音記号を使ってどうやって勉強するの・・・?
まずは母音の発音記号をマスターしましょう!それぞれの違いをしっかり使いわけできるまで何度も練習しましょう!
おすすめは、手鏡を持って自分の口の動きを確認しながら発音することです!それと録音!この二つの方法は非常に効果的です!自分で発音できていると思っていても、録音した音声を聞くと同じように聞こえる・・・なんてことよくあります。
さて、本題。どのように勉強するかですが、
簡単な単語を書き出して下さい。名詞、動詞、形容詞、副詞等何でもOKです。
書いた単語の近くに、その単語の発音記号を書きます。(辞書やネットで発音記号は調べられます!)
1.まずは母音だけに注目したいので、書いた単語の母音にマーカーを引きます。
例:cat(kǽt)、speak (spíːk)
2.マーカーを引いた母音の発音記号を思い出す(おさらいする)
3.手鏡を持ち、発音・録音をする。音声を聞き、何度も練習をする。
余談:アクセント記号はご存じですか?
先ほどの例の単語の発音記号を見ると、上に「’」がついている発音が分かりますか?これがアクセントマークです。強調して強く発音します。これにも目を向けて発音するとさらに上達します!
以上です!
最初は大げさすぎじゃない?と感じるかもしれません。æの発音を聞いた時に思いませんでしたか?でも正しい英語の発音は発音記号通りの発音です。日本人が学校などで学んで今身についている英語の発音は、かなりカタカナ英語に近い気がします。
そして、焦らず母音から勉強していくことは非常に大切です!
なぜなら母音は必ず単語に1つは使われているからです。基礎固めをすることは、次の子音を勉強するにあたって大切なことです!ちなみにこの勉強法は、私が大学生の時の発音法の授業で学んだ方法です。
みなさんにも自分の発音に自信を持ってもらいたいので、共有しています!
一緒に頑張りましょう!
次回は子音の勉強法をご紹介します!子音の数は多くて大変だと思うので、今のうちに母音はマスターしておきましょう!
カナダ、オーストラリア、アメリカと海外滞在経験も豊富。現在は外資系企業に勤めながら英語に関する記事の執筆をおこなっている。TOEIC:940、TOELF(iBT):110、IELTS:6.5の実績を持ちながら現在も日々英語学習に取り組んでいる。
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