みなさん、こんにちは!
みなさんは普段どこで勉強しているでしょうか。自室の机の前に座り黙々と勉強している方、もしくはお気に入りのカフェや図書館などで静かに座って勉強している方、さまざまいるかと思います。
そのとき、みなさんの姿勢はどうなっていますか?椅子に座って勉強している方は長時間同じ姿勢が続き、猫背になってしまうため呼吸しづらくなっていませんでしょうか?
また身体のどちらかに体重を乗せ、偏った姿勢で勉強していませんでしょうか?
人間の身体的特徴により、集中力と姿勢は実は大きく影響し合っているものですので、なかなか集中力が続かないと思っている方は少し姿勢を意識するだけでそれは改善されるのです。
今回はそんな学習に影響を及ぼす「姿勢」についてお伝えしていきましょう。
集中力アップにつなげる学習の姿勢
多くの学習者は机の前に座り、じっと同じ姿勢で勉強しているのではないでしょうか。それは長時間同じ姿勢でいることを意味し、さらにそれは人間の身体的な特徴のため血流が悪くなることを示唆しているのです。みなさんご存知の方もいるかと思いますが、脳を活発に機能させるにはブドウ糖と酸素が必要です。
このとき酸素を脳に運ぶのは血液です。ですから、学習で脳を最大限に活かすには血流を良くする必要があるのです。長時間同じ姿勢を保っていると肺が圧迫されて呼吸が浅くなり、同時に血流も悪くなっていきます。脳に十分な酸素が行き渡らなくなるので、元気よく動けなくなるのです。
では、これを防ぐためには具体的にどうすればいいのか。
それは「定期的に歩く」ということです。
15分に一度のペースを目安に定期的に歩きながら勉強することをお勧めします。
そうすることで自然に姿勢も良くなりますし、血液が効率よく酸素を脳に運んでくれるようになるのです。その結果、集中力の持続や適切な判断ができるようになるのです。この方法は、最近多くの大企業でも取り入れられ、柔軟な判断ができるようになり会議の時間も短縮されたといいます。近年、人間の生活様式は大きく変わり、以前と違って座って作業する時間が増えたと言えるでしょう。
私も実際、15~20分に一度の目安で椅子から立ち上がり、2~3分はゆっくり歩きながら参考書を片手に学習するようにしています。
「そんなことをしていたら勉強に集中できないのでは?」とお思いの方もいるかと思いますが、決してそんなことはなく、むしろ定期的に歩くことで集中力が持続し、「もう一時間経ったんだ」と思うことがよくあります。
もちろん学習内容も頭に入っているので、この小さな工夫も大いに役に立つのではないかと実感しています。また私の場合は、歩くときは同時に深く呼吸することも意識しているので、より多くの酸素を取り込むようにしています。
勉強中に歩くことは一見シンプルな方法ですが、途中眠くなったり飽きてくることも防止してくれるので、これを実践しない手はないと思います。「そんなに効果はないのでは?」と頭ごなしに否定するのではなく、まずは騙されたと思って普段の勉強の中に導入してみてください。そしてご自分の経験を元にこの情報を採用するかどうかを決めていけばいいのだと思います。
今回の、学習に役立つ「姿勢」についてはいかがだったでしょうか。
普段はあまり自分の姿勢について気にしていないと思いますが、心理学の観点からすると、人間の集中力や思考に大いに影響を与えるファクターとなるものです。
もし「なかなか集中力が続かない…」「勉強していてもすぐに飽きてしまう…」という方がいましたら、それはもしかしたら血流が関係しているのかもしれません。
トイレに行く、飲み物を取りに行く、ストレッチをするなどを口実に歩いてみてもいいですね。ぜひ今後は、勉強時間の合間にこの定期的に歩くことを意識していただき、活用してみてください。「気付いたらいつの間にか一時間勉強していた」「この私が飽きずに勉強できた」ことに気付くかもしれません。
国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。
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