【これでもう失敗しない!英語学習】英単語学習で失敗する人のパターン

【これでもう失敗しない!英語学習】英単語学習で失敗する人のパターン

みなさん、こんにちは。

さて、みなさんはどのように英単語を学習しているでしょうか。

英単語の覚え方には様々あり、みなさんの覚えやすいやり方でいいのですが、実は無駄な作業をして時間を有効に使えていない方も見受けられます。せっかく単語暗記に時間を割いているのですから、その時間に見合った成果を出したいものですよね。

今回は、そんな英単語学習で失敗する(しやすい)人のパターンを2つお伝えしますので、これを機会に自分はどうかと改めて振り返ってみてもいいかもしれません。

 

英単語学習失敗例①ー「欲張りパターン」

私が10年以上英語指導に携わってきて、「あ、これは無駄なことしているな」「時間を有効に使えていないな」と思う瞬間があります。

そんな英単語学習における失敗パターンの1つ目は、「欲張りパターン」が挙げられます。

どの単語帳でも同じように、単語帳を広げるとそこには多くの単語が並んでいるわけですね。例えば、その単語のスペルや意味、発音記号、例文、類義語、もしくは対義語など、ご丁寧にその単語に関連する多くの情報が盛り込んである単語帳があります。

ずばり「欲張りパターン」の学習者は、そのどの情報も覚えようとする方です。

もしくはこれら全ての情報とまではいかなくても、「せっかくなら意味、発音、類義語、対義語くらいは覚えたい」と意気込んでしまう学習者がたまにおります。それは実は(私の経験から言わせていただくなら)とても非効率な暗記の仕方なのです。あれもこれも最初から何でも覚えようとすると、脳は結局何が大事な情報がわからなくなってしまいインパクトを与えられないのです。

単語学習で一番の目的は何かといえば、おそらく「英単語を見て瞬時に意味がわかること」でしょう。

ですから、まずは「スペル」と「意味」だけを集中的に覚えようとすればいいのです。

それ以上するとしたら、そこに短文を書き込む(a real tyrant, decided to collaborateなどの2~3語の文)くらいでいいのです。まずはその二つを何度も繰り返し、脳に馴染ませることだけを考えてみましょう。

 

英単語学習失敗例②ー「挫折パターン」

そして失敗パターンの2つ目は「挫折パターン」です。

「よし!今日から単語学習を始めるぞ!」と決心すると、最初の1~2週間は気合いが入っていますから毎日単語帳に触れるようにしているはず。ですが、多くの方は3週間~1ヶ月ともすると、その地味な作業に飽きてきて、単語帳に触れなくなる日が段々増えていきます。

実は、それこそ語彙力がなかなか増えない原因かもしれないのです。せっかく脳がその単語帳に馴染んできたのに、途中で止めてしまうともちろん忘れていきます。単語の情報に触れないせいで、次第に脳は「あ、もうあれらは大事な情報ではないんだ。じゃあ忘れていこう」となってしまうのです。

よく私は単語暗記について語るとき、「学校のクラス」を例に持ち出します。クラスの人の顔と名前を一致できたのは、毎日何度も触れているからです。しつこいくらい顔と名前(また性格も)に触れることで、無意識に脳は「何度も触れるということは、これらは自分にとって重要な情報なんだ」と認識し、インプットしてくれます。

英単語も同じです。

少し厳しい言い方をさせていただくと、自分が思っている10倍は触れるべきだと思っています。「なかなか単語が覚えられないんです…」と言ってくる学習者に限って、意外と触れる回数が足りていないのだと思っています。

ですから、地味な作業を楽しむようにしてください。

いや、もっというと毎日単語帳を開くだけでもいいのです。

その単語に出会っているわけですから、何も触れないよりはマシです。ちなみに私は今まで準一級の単語帳を500周以上はしたでしょうか。自分の中で「見て覚える派」と決めた以上、「誰よりも見て覚える!」と覚悟し、ひたすらスペルと意味だけにフォーカスして覚えるようにしました。「500周もしたらいい加減覚えられるだろう」と楽観的に考えていたのかもしれませんが、その方法が功を奏し、無事合格することができました。

みなさんも10~20回繰り返したところで「なかなか覚えられない…」と嘆く必要はありませんので、最初はひたすら機械的に繰り返していきましょう。

10~20回ではまだスタート地点にも立っていません。

毎日反復していくことでいつかブレイクスルーが起き、「わからない単語が少なくなった」「そういえば長文がスラスラ読める」という日が訪れることでしょう。

 

英単語学習失敗例から、英単語学習成功への道を!

さて、今回英単語学習で失敗する人のパターンを2つお伝えしましたが、みなさんはいかがだったでしょうか。

英単語は終わりの見えない作業ですし地味かもしれません。

ですが、英語学習のキモなのです。

ボキャブラリーを強化するために大事な時間を使っているわけですから、成果にこだわって勉強していきましょう。

 

ぜひこれらを参考にしていただき、今後の勉強にお役立てください。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。