【3分で英語学習のコツ!】脳のメカニズムを英語学習に活かす方法

【3分で英語学習のコツ!】脳のメカニズムを英語学習に活かす方法

みなさん、こんにちは!

 

突然ですが、質問です。

「あなたは飽きっぽいですか?」

「あなたは集中力がないですか?」

さて、あなたの答えは?

 

二つの質問とも「はい、そうです」という返答だとしたら、今回お伝えする内容は、励みになるのではないかと思います。

全く悲観的になる必要はありません。何を隠そう私も飽きっぽく、集中力はない部類だと思います。そんな私でも英検準一級に合格することができました。

これは後になって気付いたことですが、脳のメカニズムからするとそのようなことは人間であれば当然のことで、1つのことに集中することなどできないとのことでした。私は自然とそんな性格と向き合って、自分に適する勉強法を続けていたのだと思います。

 

今回は、そんな脳のメカニズムについてお伝えし、英語学習へどのように活かしていけばいいのかお伝えしたいと思います。

 

英語学習は単発的に集中!

まずは飽きっぽくて集中力がないと感じているみなさん、安心してください!

人間の脳のつくりからして、それは自然なことです。もともと一つのことに長時間集中するというのは無理なことなのです。それよりもむしろ、5分でも10分でも短時間でも構わないので、単発的に集中する方が脳科学的には力を発揮するのです。

今思えば、私の場合はこの法則を無意識に理解して、瞬間的な集中で学習をしていました。(今もそうですが)

例えば、

「今日は英検準一級の単語帳から始めよう」と意気込んで始めますが、15分もすると飽きてきます。

そうすると、今度は「次は英検準一級の過去問大問1だけやろう」と思い、単語帳をすぐに閉じ別の学習に切り替えるのです。

そして、また15分くらいで大問1の学習に飽きるので、「次は何をしようかな…」と考えるのです。

 

このように、決まりきった勉強のルールに則って学習するのもいいですが(向いている方はそれでも構いません)、私の場合はコロコロと勉強のスタイルを変え、結果的に勉強時間を増やしていました。

このように短時間集中を繰り返して、勉強を続けていくことは脳にとっても有益なのです。

 

脳科学を英語学習に応用しよう

また脳の性質上、決まりきったルーティーンや一つのことだけに長時間集中するより、先の見えない作業を好むという性格もあります。

’このあと何が起きるか分からない状況’というのは、脳にとって嬉しい状況なのです。

そういう偶発的な状況を勉強に取り入れることで、脳は活性化していくのです。例えば、今日は6時間ひたすら単語学習だけやろうと思ってもできませんよね。ほとんどの人が途中で飽きてきて、眠くなってくるのではないでしょうか。

相当語彙学習が好きな人であればいいのかもしれませんが、これは脳のメカニズム的にはあまり好ましくありません。ですので、私のように

「15分単語学習、次の15分は過去問の大問1だけ練習、そのあとは気分次第」

とあえて計画を立てない方が、結果的に集中力の持続に繋がってくるのです。

 

「フロー状態」(活動に没頭し、極限に集中した状態のこと。)という言葉を耳にした方はいるかと思いますが、瞬間的な集中を繰り返すことで没頭している状態に入りやすくなります。周りの音などが気にならなくなり、勉強だけに集中できるのです。ぜひみなさんもこのような人間の脳の仕組みを理解し、今後の英語学習に応用してみてはいかがでしょうか。

 

さて、今回の内容はいかがだったでしょうか。

人間の脳のメカニズムを少しでも理解できたのではないでしょうか。

今まで「自分は飽きっぽくて集中力がない…」「勉強には向いてない…」と感じていた方も少し勇気づけられる内容だったのではないでしょうか。脳の仕組み的にそれが普通なので深刻になる必要はありません。今後はそういった性格を認めてあげて前向きに捉え、英語学習に活かしていけばいいのです。

そうすることで必然的に勉強している時間、集中している時間が長くなり、結果的に英検準一級合格に繋がるかもしれません。ぜひ今後の勉強の参考になさってみてください。

 

英語学習の集中力アップや試験の緊張をとくマインドフルネスについても紹介しています。興味のある方はぜひこちらの記事「英語学習に役立つ!マインドフルネスとは?」も読んでみてくださいね。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。