【3分で英検攻略!】英検準一級受験者向け!二次試験対策パート2

【3分で英検攻略!】

皆さん、こんにちは。

今回は、前回に引き続き英検準一級の二次試験対策パート2についてお伝えしていきます。

前回の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひ一度読んでいただけると嬉しいです。前回は英検準一級二次試験の最初の問題である「ナレーション」の対策についてお伝えしました。

今回はそのナレーションの次になされる「イラストに関連した質問」の対策についてお伝えしていこうと思います。

受験者がナレーションし終えると次は、そのカードに掲載されているストーリーに関連した質問が飛んできます。こちらもしっかり対策しておけばなんら難しいものではないので、この記事をお読みになりポイントを押さえて、自信を持って発話できるようにしておきましょう。

 

「イラストに関連した質問」ポイント1

それでは、早速「イラストに関連した質問」に対するポイントをお伝えしますが、その1つ目は

「I’d be thinking~」で、発話を始めるということです。

これはどういうことかというと、ナレーションが終わると面接官は次のような質問を投げかけてきます。

 

Please look at the fourth picture. If you were the man, what would you be thinking?

「4コマ目の絵を見てください。もしあなたがこの男性なら、何を考えているでしょうか。」

 

このthe manの位置には、the womanがきたり、the husbandなどのように、絵によって主語は変わりますが、質問の内容的には上記のようなものになります。この質問は、パターン化していますのであらかじめ「最初の質問はI’d be thinking~で始めよう」と決めておきましょう。

ちなみに、I’d be thinkingは「(仮に〇〇だったら)~と考えているでしょう。」という仮定の意味ですね。何度も口ずさんで自然と言えるようにしておきましょう。

 

「イラストに関連した質問」ポイント2

次に大事なポイント2つ目ですが、前回のナレーションのときと同様、

「『直接話法』を用いて返答する」です。

こちらもできるだけ余計な思考のエネルギーを使わない工夫になります。自信がある方は間接話法でもいいのですが、その際は主語を適するものに変えたり、動詞の時制を合わせたりと瞬時に行わなければなりません。その点直接話法であれば、主語をIで英文を組み立てられるので、余計な手間を省けるのです。簡単な公式を以下に載せておくので、練習するときの参考にしてみてください。

「I’d be thinking, “考えている内容.”」

こうやって公式化すると簡単に見えますね。本当にこれに当てはめて考えればいいのです。

例えば「そのアイデアは〇〇という理由から、素晴らしいと考えているでしょう。」だったり、「ちょっと残念に感じるでしょう。もっと〇〇できるように△△に呼びかけたいと考えているでしょう。」などのように、簡潔に返答すればいいのです。

 

「イラストに関連した質問」ポイント3ー返答の量は?

最後にみなさんが気になっているであろう、返答する「英文の量」に関してお伝えします。

量に関しては、これは質問No.1~4に共通なのですが大体「最低2文」を目安に返答するようにしましょう。

これはあくまで最低限の目安です。

私の場合はアティチュードの3点も魅力的だったので、それを何としても獲得するため全ての質問にできるだけ3文以上で返答していました。今振り返ると5文以上で返答したものもあったかと思います。

質問をきいて「うわ、あまり説得力のある返答ができなさそう…」と瞬時に思ったのなら、何とか伝えようとする意志だけでも面接官に感じ取ってもらう努力をしていました。自分の発したものが「内容が薄い」と感じたのなら、頭をフル回転させ補足情報を追加する努力をしましょう。その奮闘する姿を見せることも、二次試験合格の重要なポイントだと思います。

 

いかがだったでしょうか。

今回は英検準一級二次試験対策のパート2をお伝えしてきました。

実際に練習をするとわかるかと思いますが、英検準一級の二次試験とはいえそこまでハードルの高い試験ではないことが実感できると思います。上記のようなポイントをしっかり押さえ、パターンを把握して試験に臨めば1回で合格することは十分可能です。

一次試験後、インターネットで合格と判明した際には、すぐに二次試験の準備に取り掛かれるよう覚悟しておきましょう。

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。