皆さん、こんにちは!
英語学習において最も大きな問題といってもいいかもしれませんが、途中で挫折してしまう、もしくは何度も挫折しそうになることってありませんか?今回はそんな挫折を未然に防ぐ方法を、心理学の見地も応用してお伝えしていきます。
英語だけでなく、言語を習得する上で「継続」は必須です。しかし多くの人は英語の勉強を継続していると、どこかの段階で「飽き」が生じてきます。その結果、勉強に挫折してしまう(確率が高い)。そう、まさにその「飽き」こそ対処できればいいのです。ではどうすれば対処できるか。それは前もって「飽きたときどう対処するか」を考えておくことがカギなのです。
英語の学習計画を作るときのコツ
英語学習をしているみなさんは、おそらく「〇月〇日に英検(もしくはTOEIC)があるから、計画を立てて勉強するぞ」や「〇月〇日に海外の会社と取り引きがあるから、それまで頑張ろう」と何かしらの目標や計画を掲げていると思います。
その自分なりの目標や計画を立てることはもちろん素晴らしいことです。ですが、その際にさらに踏み込んで「もし学習の途中で飽きたときはどうしよう」と考えてみてください。それが今回お伝えする英語学習を継続するコツになります。
勉強途中で飽きてきたときの対処法を決めておこう
あらかじめ「飽きたときの対処法」を自分なりに考えておくことで、挫折を未然に防ぐことができます。例えば、「飽きたら単語帳をペラペラめくるだけで勉強したことにする」と決めたり、「海外ドラマを見るだけでもよしとする」と設定しておくのです。言い換えるなら「英語学習のハードルを下げる」ということです。そうすることで、1日全く英語に触れないということをなくしたり、「あ、継続しているからこそ『飽き』がきたのだな」と思えたりします。
私も20年以上英語を勉強しつつ、多くの生徒さんを指導していますから、英語とは長い付き合いです。そんな私でさえ挫折もなく毎日英語を勉強できていたかといえば、もちろんそうではありません。
途中で「今日は気分が乗らないな…」、「なんか長文読解を解く気になれない…」と思う日もありました。私も人間です。「飽き」が襲ってくるときもあります。だからこそ、今回お伝えした方法はとても効果的です。この方法を活用したからこそ、私も長い間英語学習を続けることができているといっても過言ではありません。
モチベーションが上がるときは必ずくる
もっともこの「飽き」の期間も長くは続かないものです。ハードルを下げて学習を続けていると、またモチベーションがグッと上がる瞬間が訪れます。それこそが狙いです。自分のやる気が再燃するまで、細々とでも学習を継続することができます。つまり、せっかく今まで努力を積み重ねてきたのに、その努力を途中で放棄してしまうことがなくなるのです。
勉強に飽きたときの対処法例
最後に「飽きたときの対処法」(=「ハードルを下げた学習法」)について、いくつか例を出しておきますのでみなさんの学習の参考にしてみてください。これらは私が活用している手段でもありますし、普段の指導で生徒さんにお伝えしている対処法でもあります。
〈飽きたときの対処法例〉
・単語帳(辞書)をパラパラ見る(覚えようとしなくてもOK)
・海外ドラマを見る(日本語字幕にして、なんとなく英語のセリフを聞いてみる)
・英語に関連したポッドキャストを聞いてみる(聞き流してもOK)
・YouTubeで「英語 学習」と検索をかけ、自分が気になるものを見てみる
・今の状況を英語で表現してみる(難しい表現でなくてOK。I don’t want to study English today.など)
もちろんこの他にも対処法はあると思いますので、みなさんが自由に考えて実践してみてください。
飽きたときの対処法を活かして、勉強を継続していきましょう。
国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。
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