みなさん、こんにちは!
みなさんご存知の通り、英検準一級で扱われるテーマは「医療」「科学」「歴史」など、様々あります。
前回の【英検準一級に頻出!】「日常生活」の話題でよく見かける単語10に続いて、今回は特に「国際問題」を軸にその分野でよく見かける単語を10個ご紹介していきたいと思います。
「国際問題」に関する文では、世界経済に関する内容や評論家の意見や調査、時には世界史や日本との比較など専門的な内容も扱われ、難解な文も少なくないでしょう。英語学習者にとって、もちろん知らない単語が出てきたら前後の文である程度推測することは可能ですが、語彙力を上げておくことは止めてはいけないのです。私が独断で10個の英単語をピックアップしましたので、どの程度理解できているかチェックしてみましょう。
英検準一級の「国際問題」に関する文で扱われる重要な単語を10個ご紹介
さて、それでは早速英検準一級の「国際問題」に関する文で扱われる重要な単語を10個挙げていきます。
私の独断と偏見で選ばせていただきましたが、どれもとても重要な単語です。現段階でどの程度暗記できているかご自身で確認してみましょう。7個以上、瞬時に意味が出てくればなかなかの上級者なのではないでしょうか。
それではどうぞ。
① anarchy ② congestion ➂ precedent ④ bully ⑤ disclosure ⑥ flattery
⑦ breach ⑧ flourish ⑨ humiliation ⑩ constraint
どのくらい暗記できていましたか?
それでは一緒にそれぞれの単語の意味を確認していきましょう。
① anarchy
「無政府状態、無秩序、混乱」を意味する名詞です。戦争や内乱、紛争のため政府、統治者が不在の状態を意味します。これは英検二級でもお馴染みの単語だと思いますが、これは準一級でも引き続き知っておく必要があるでしょう。
The country was in a state of anarchy three years ago.(その国は3年前無政府状態でした。)
というように表現できるでしょう。
② congestion
「密集、過密、渋滞」を表す名詞です。
「con-」や「com-」という接頭辞は「~と一緒に、共同の」を表し、「gest」という語幹は「運ぶこと、振る舞うこと」を表します。traffic congestion「交通渋滞」、nasal congestion「鼻づまり」などの表現も出てきます。
➂ precedent
「慣例、先例」という名詞です。without precedent「先例のない」、break with precedent「先例を壊す」、set a precedent「先例を作る」などのような表現も押さえておきましょう。
④ bully
「いじめっ子、ガキ大将」という名詞と「~をいじめる、脅す」という動詞も覚えておきましょう。
また、口語では「素敵な、素晴らしい」という形容詞でもよく使われます。
I always think that one must never bully no matter what reason one has.(私はいつも、いかなる理由でもいじめをしてはいけないと思っています。)と表現できます。
⑤ disclosure
「暴露、発表、発覚」という名詞です。information disclosure、disclosure of informationは「情報開示、情報公開」という意味です。
⑥ flattery
「お世辞、おべっか、愛想」という名詞です。
My father may be easily pleased by flattery.(私の父はお世辞に弱いかもしれない。)
という表現ができます。
⑦ breach
「違反、侵害、絶交」という名詞や「破る、突破する」と動詞でも使われます。(a) breach of contract「契約違反」、a breach of privacy「プライバシーの侵害」という表現も覚えておきましょう。
⑧ flourish
「繁栄する、繁盛する、活躍する」という動詞です。
My business has been flourishing since 2018.(私の商売は2018年からうまくいっている。)と表現できます。
⑨ humiliation
「屈辱、恥をかかせること」という名詞です。
He will not forget this humiliation for a long time.(彼は長い間、この屈辱を忘れないだろう。)と表現できます。
⑩ constraint
「圧迫、制約、強制」という意味の名詞です。under constraint「強制されて」、by constraint「無理に、強いて」、feel constraint「窮屈に感じる」という表現を覚えておきましょう。
今回の英検準一級の「国際問題」に頻出する単語10個はいかがだったでしょうか。
何個か瞬時に意味が出てこなかったものもあったのではないでしょうか。もし暗記できていない単語があれば上記のような短文を通して覚えても良いですし、イディオムとして暗記してもいいでしょう。ご自分でオリジナルの英文を作って、それを音読して覚えていってもいいでしょう。
いずれにせよ、ボキャブラリーを増やしていくためには、地道な学習を繰り返すことが必要です。毎日単語に触れて語彙力強化を図っていきましょう。
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英検準1級合格のために、英語の勉強方法から試験当日までの勉強方法、さらには各パートの攻略方法と、全パートの練習問題付き! 英検1級合格15回以上、TOEIC990点のJun先生の合格ノウハウが詰まってます!
国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。
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