お元気ですか?Keisukeです。皆さんは「英語」をもう「外国語」として捉えており、それ以上でもそれ以下でもない、という印象はないでしょうか?私は昔そんなイメージでした。日本語と文法構成、文字、ありとあらゆることが違う英語を一体どんなものだとは深く考えたことはありませんでした。
フランス語と英語の関係
しかし違うヨーロッパ言語を勉強し始めてからは、英語の歴史、存在について考えるようになりました。特にフランス語を学び始めてからは改めて英語、英単語の存在について学ぶことが多かったように思います。というのも、英語、フランス語は同じ言葉が多い!!!発音は違えど、綴り、意味が一緒という単語がかなりあるのです。なんでこんなことが起きたのでしょうか?今回は、英語の軽い歴史、そしてフランス語からきている英単語について紹介したいと思います。
1分で読める英語の歴史
もとはと言えば、5世紀ごろにゲルマン系のアングロ・サクソン人の言葉が変化していって今の英語になったと言われています。
しかし、11世紀に入り、フランスからやってきたノルマン人によって制圧されてしまったイングランド。その出来事によってそれまでの言語にとって代わったのがフランス語でした。イングランドという島国でフランス語が、特に公式の場、上流階級で使用されるようになったそうです。なんと、フランス語を話すことで「人とは違うんだ」という意識があった程。。
この状況が300年近く続いたようですが、14世紀にまた英語が公式の言語になったようです。
このような背景をもとに、英語はフランス語からの借用語がかなりあります。約30パーセントがフランス語からきたと言われています。
身近なフランス語由来の英単語
少しだけフランス語が基になっている英単語を紹介したいと思います。
Communication コミュニケーション
Information インフォメーション
Action アクション
Table テーブル
Comfortable 心地よい、快適な
Bar バー
Restaurant レストラン
Religion 宗教
Mirror 鏡
Sauce ソース
Music 音楽
Tart タルト
Blue 青
ラテン語や古代ギリシャ語が発展してフランス語に、そして英語に変化したようです。こう見てみると、日本語でも使われるような単語ばかりで、驚きますね。特に、テーブル、バーって普通に日本語のように使われていますよね。。でも実はフランス語がもと!笑
このように英語の歴史もたまには調べてみてみると、楽しいかもしれませんよ〜!
色々な国で言語を学ばれた講師です。何事も諦めずに頑張る!という熱心な指導力を持っている事で人気です。
座右の銘は「Comparaison n’est pas raison. 」。
物事を比較しても、何も明らかにはならない。比較することは意味がない。(フランス語の諺)
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