こんにちは。フルーツフルイングリッシュSummitコーチのKazueです。
前回、前々回とコーチングの一環であるエクササイズについてご紹介してきましたが、今回はまとめとしてFeed Forward という考え方と、実際に私の Summit での例を取り上げて練習方法をご紹介します。
※Kazue先生のシリーズ記事【コーチングの世界~】1&2を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
Feed Forward とは
プロコーチであり『CEO Coaching – How to grow without limits!』の著者でもある久野和禎氏が提唱している考え方です。
一言でいうと、過去の反省に基づく Feedback ではなく、未来の目標を問いかけつつポジティブに具体化するプロセスです。
Summit に取り入れている理由
私が外資系企業や国際機関で英語で仕事をしてきた経験上最も必要な能力は、自分の考え、つまり自分の価値を明確に相手に伝える能力だと思うからです。正確で美しい英語も評価の対象ではありますが、それはITでカバーできます。
重要なのはあなた自身の考えや意見です。それを伝えることが重要ではないでしょうか?
Feed Forward、やり方は簡単!
以前に書いていただいた“50 things you want to achieve”から、最も具体化しそうなアイデアを一つ選び、それを具体化するための質問をしていきます。
実際に私のサミットでも取り組んでいるので、具体例を交えてご説明します。(生徒さんから許可はいただいています。M様、ありがとうございます!)
M 様はお忙しい日々を過ごしていらっしゃるビジネスパーソンですが、休日には本格的な競技用自転車にのり、ツーリングを楽しまれています。そんな M 様に書いていただいた “50 things you want to achieve.” うち、13 番目に出てきたこちら、
13. Operate a small inn (somewhere around the shimanami kaido) for cyclists with my sister
を取り上げて、以下のような質問をもちろん英語で投げかけ、それに対する返答も英語でお願いしています。メールでも会話でもやりとりは可能なので英作文の練習にも英会話の練習にもなります。
簡単なので、ご自身の考えを英語で具体化する練習としてぜひやってみてくださいね。
Fruitful EnglishのSummitコースを担当しているKazueです。高校・大学と第一外国語はフランス語でしたが、卒業後にフランスの銀行のディーリングルームに配属されたためスパルタで英語を磨きました。その後はシンガポールで中国語を学び、米系金融、米系ITポータル等でプロジェクト管理を担当しました。開発援助にも興味があったため、開発援助機関や日本政府のプロジェクトに関わり、エチオピアやロシアでPJ管理の仕事をしました。仕事で訪れた各国での興味深い出来事の他に、最新のコーチング手法についても、折に触れてブログでご紹介できればと思います。趣味はZumba。ダックスフンドが大好きで3頭の世話に追われています。
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