こんにちは。フルーツフルイングリッシュSummitコーチのKazueです。
今回のブログも前回に引き続き、コーチングの一環であるエクササイズについてご紹介したいと思います。
前回ご紹介した、 “50 things you want to achieve” を一週間で英語で書きだすエクササイズに早速取り組んでくださった読者の方もいらっしゃるようで嬉しく思います。
※前回の記事「【コーチングの世界~1】簡単そうで難しい 50 things you want to achieve」を見逃した方はこちらからどうぞ!
Refineする~動詞と名詞を明確に
では、今一度リストの英文を見直してみましょう。
私の生徒さんにも取り組んでいただいているのですが、皆さんが必ずといっていいほどリストにあげる内容が2つあります。
日本語で書きますが
- 起業する(を意味するであろう英語表現)
- 海辺に住む(を意味するであろう英語表現)
この二つです。
皆さんのリストにもこのいずれかがあるのではないでしょうか?
もしあった場合、
1. 起業する(を意味するであろう英語表現)に使った動詞は何ですか?
私の生徒さんは、run / operate / own / establish / start / launch など様々な動詞を使っていました。ここで振り返っていただきたいのですが、ご自分の使った動詞はご自分がやりたいと思っていることを正確に表していますか?
同じことが 2 にも言えます。
海辺に住む、と書いた方にお尋ねしますが、具体的にはどこに、どのように住みたいのでしょうか?
a room with a great oceanic view, or a cozy place with sea breeze なのか?自分で自分に問いかけながら(これをSelf Talkと言います)リストの項目をより具体化していきましょう。
日本語の持つ曖昧さは横に置く
事程左様に、日本語で目標を考える場合は、その婉曲性ゆえにぼやっとした目標、裏を返せば具体的ではない目標が成立してしまいがちです。
そのために目標は英語で書きます。ご自身が英語で書いた文章を何度も何度も見返し、曖昧性を排除して明確にしていってください。
Comfort Zoneを自覚する
「想像できることは達成できる」と言いますが、皆さんの目の前にあるリストはそれを書いた時点での皆さんが「達成できること」を表しています。
この領域を「Comfort Zone」と呼びます。
逆に言うと、今は想像すらできない高い目標でも(この領域をcomfort とは対極にあるという意味で「Uncomfort Zone」と呼びます)、恐る恐る想像し続ければ、やがてそれは当たり前になり「Uncomfort」から「Comfort」へとシフトします。
上記のシフトはコーチがいればコーチとの対話の中で進めていくのですが、セルフトークでも十分可能です。
次回は、その際に役立つ Feed Forward という考え方をご紹介します。
お楽しみに!
Fruitful EnglishのSummitコースを担当しているKazueです。高校・大学と第一外国語はフランス語でしたが、卒業後にフランスの銀行のディーリングルームに配属されたためスパルタで英語を磨きました。その後はシンガポールで中国語を学び、米系金融、米系ITポータル等でプロジェクト管理を担当しました。開発援助にも興味があったため、開発援助機関や日本政府のプロジェクトに関わり、エチオピアやロシアでPJ管理の仕事をしました。仕事で訪れた各国での興味深い出来事の他に、最新のコーチング手法についても、折に触れてブログでご紹介できればと思います。趣味はZumba。ダックスフンドが大好きで3頭の世話に追われています。
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