英検準1級では、すでにご存知の方も多いかと思いますが、ライティングパート、つまり英作文問題が合否に大きく関わってきます。この英作文でどんな工夫をして750点満点や満点に近い点をゲットするか、今日はちょっとしたヒントをお伝えしたいと思います。
英作文問題では、一つのトピックと関連する4つのポイントが与えられます。
2018年第2回の問題を見てみましょう。
引用元:http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/pdf/201802/2018-2-1ji-p1kyu.pdf
トピックとしては、
Should Japan do more to protect its historic sites?
となっていて、
言及しなければならないポイントは下記の4つから2つ選びます。
・Cost
・Development
・Education
・Tourism
それでは、構成を考えましょう。
まず、イントロダクションで、自分の立場を明確にします。
その後、選んだ2つのポイントをぞれぞれ1パラグラフにまとめます。
最後に、コンクルージョンとして結論を述べます。
高得点を狙うのに、一番重要なのは、イントロダクションもコンクルージョンもパラフレーズすることです。Japan should do more to protect its historic site. とそのまま書いてしまうかたがとても多いです。これを言い換えてみましょう。
言い換えは、
・類義語を使う
・品詞を変える
・主語と目的語を入れ替える
この2つが基本です。
例えば、類義語を使って
to protect its historic site
↓↓↓↓↓
to conserve its historic buildings, areas and monuments
protectをconserveに変更し、siteをbuildings, areas and monumentsと少し広げました。
次に、コンクルージョンで使うためにさらに品詞を変えてみましょう。
to protect its historic site
↓↓↓↓↓
protection of its historic places
protectをprotectionに変更し、siteをplacesにしてみました。
最後に、主語と目的語を入れ替えることも考えてみましょう。
Japan should do more
↓↓↓↓↓
More should be done to preserve its historic places
moreを主語にして、受け身にしてみました。また、protectをpreserveにしました。
ここは、例えば、More conservation efforts are necessary という形にするのも良いですね。
今回は、トピックのパラフレーズの基本的な部分をご紹介しました。
同じ内容を表現するのに様々なバラエティで書けることが重要です。
これは普段から、英文をたくさん読んでいると助けになってくれます。
また英作文練習をするときに、一つだけではなく複数のパターンでの言い換えを試してみましょう。
パラフレーズしてみて、合っているかどうかは、グーグル検索してみたり、しっかり確認するにはフルーツフル イングリッシュの英文添削でチェックしてもらうのが良いでしょう。添削後の文章はなんども音読をして試験中もさっと引き出しから取り出せるように覚えておきましょう。
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