こんにちは、Junです。
今回は英検1級の二次試験対策についてコツをお伝えしたいと思います。
英検1級の二次試験はかなり難しいと感じる方が多いようです。
一次試験は通過できても二次試験はなんども不合格になってしまう、そんなときに戦略を見直してみましょう。
二次試験合格を可能にする5つのコツです。
スピーチ2分間の感覚を身につける
スピーチは1分40秒を下回らない方が良いと言われています。
2分を大幅に過ぎても、言いたいことがまとまってない証拠ですので良くはないですね。
ということで、どうやって2分ちょうどくらいに終えるか?
これは
・イントロダクション
・1つ目の理由
・2つ目の理由
・コンクルージョン
それぞれで何センテンスにすればだいたい自分の喋る速度で2分になるかをチェックしておけばいいのです。体で2分を覚える、なんて言う方もいますが、試験本番では緊張していて体内時計も狂ってしまうかもしれません。センテンス数で考えておくと普段の練習で癖をつけられるし、大幅に時間が前後することはなく時間以外のところへ気を使う余裕ができます。
例えば、私の場合は
イントロダクション:2センテンスで、反対意見と自分の意見を言ってから、最後に I have several reasons to support my opinion. と付け足します。
第1の理由:最初の1センテンス目でトピックセンテンスを短く言います。次に2センテンスでトピックセンテンスを説明します。次に1〜2センテンスで具体例を言います。
第2の理由:第一の理由と同じセンテンス数です
コンクルージョン:2センテンスでまとめます。
これでだいたい2分前後になることがわかっているので、内容に意識を集中させます。
トピックをパラフレーズする
英検1級では5つのトピックが渡されます。
この中から1つ選ぶわけですが、そのままトピック内に使われる単語やフレーズを言わないようにします。同義語で言い換えるのもアリですし、品詞を変えたり、主語と目的語を入れ替えたり、無生物主語で同じ内容を言い換えます。
喋り続ける
空白ができたら大きな減点につながると考えた方が良いです。
アイディアがまとまらず色々な考えが溢れてきても、とにかく黙ってしまうよりは喋る方が良いです。もちろん、混乱してきたら、文法や語法が正しくてもトピックからずれてしまうことがありますので、ちょっとだけ一呼吸置いて喋り始めるようにするのが良いですね。
黙らない、これはとても重要です。
このためには普段の練習もそうですが、ミスを恐れずに、試験本番では思い浮かんだことをしっかり声に出すことです。
質疑応答で頑張る
スピーチで「あーすればよかった」「こう言えばよかった」と誰もが反省をしてしまいます。また、1分の準備時間で考えていたことを「スピーチで言い忘れた!」なんて思い出すこともありますね。でも大丈夫。それは一旦、頭の隅に置いておいて、質疑応答セクションに集中しましょう。スピーチで失敗しても、質疑応答で点数が稼げれば合格は可能です。
具体例には固有名詞を入れる
理由1、理由2のところへ具体例を入れる、というのは定番の対策ではありますが、ここでは本当に具体的に、固有名詞を入れましょう。例えば、国名とか人名とかですね。どんな国がどんな法律を制定したからその影響はどうである、とか。どこの国の政府はこんな取り組みをしている、や、この都道府県ではこんな教育が成果を挙げている、など。環境問題についても固有名詞で説明ができるといいですね。数字については細かい数字までは入れると余計混乱する場合があるので、英語で数字で説明するのが得意な方だけとしておきましょう。
以上です!
普段の練習の際に、このポイントを満たしているかチェックしてみてくださいね!
英検1級15回以上合格、TOEIC満点990を17回以上取得(全100%6回)、TOEIC S/W 180/200。TOEFL iBT:104。アルク「英検1級合格マップ」著。「英語ジム らいおんとひよこ」運営
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