みなさん、こんにちは！
いきなりですが、もし道端で、外国の方から英語で
“Where is the nearest train station from here?”
と、話しかけられたらどうしますか？
まず頭の中で、「ここから一番近い駅を聞かれたから、えっと…」などと、日本語で考えてから、“The nearest station is…”などと、答えたりしていませんか？
この対応は、決して間違えではないです。ですが、一度聞かれた英語を日本語に変換しているので、返答するまでにちょっと時間がかかりますよね。
そこで、おススメしたいのが「英語脳」です。「英語脳」とは、日本語で1度訳さずに、英語を英語のまま理解することです。この記事では、「英語脳」を鍛えられる、次の3つの方法をご紹介します。
- 洋書を多読しよう！
- 英英辞典を使おう！
- 英語の発音を鍛えよう！
それでは、詳しく見ていきましょう。
英語脳を鍛えるためにー洋書を多読しよう！
まずは、英語を英語のまま読みましょう。つまり、「洋書」を訳さずに読みましょう。でも、洋書を読む習慣がなければ、いきなり洋書はハードルが高いですよね。そこで、おススメしたいのが英語学習者用の洋書です。
- Oxford Bookworms Library
- Macmillan Readers
- Cambridge English Readers
- ラダーシリーズ
この4つのシリーズは、英語学習者用にやさしい英語で書かれた洋書です。どちらも初心者から上級者までレベル別になっているので、無理なく洋書に挑戦できます。もちろん、洋書のジャンルは、児童書や雑誌やビジネス書など、お好きなもので構いません。ジャンルは問わず、洋書を多読する習慣を身につけましょう。
英語脳を鍛えるためにー英英辞典を使おう！
洋書を読んでいて、語彙を確認したいときは、英英辞典で調べましょう。でも、英語を英語で解説されても、かえって混乱してしまうこともありますよね。そこでおススメしたいのが、学習者用の英英辞典です。たとえば以下のオンライン英英辞典です。
Merriam-Webster’s Learner’sDictionary
こちらのオンライン英英辞典の良いところは、英語学習者向けなので解説の英語も簡易な英語が使われています。たとえば、“Canada”と検索すると、解説には“country in North America”と書かれています。なにより、こちらのオンライン英英辞典はインターネット環境があれば無料で利用できます。
ぜひ、洋書を読んでいて気になる語彙があったときは、学習者向けの英英辞典を利用してみてくださいね。慣れてくると、日本語に変換するより、単語のイメージがつきやすいですよ。
英語脳を鍛えるためー英語の発音を磨こう！
カタカナ英語を卒業し、ネイティブが使う英語の発音を鍛えるのに効果的なのがシャドーイングという学習法です。シャドーイングは、英語を聞きながらそれを真似して発音することです。聞こえてきた音声を日本語に変換せずそのまま英語で発音するので、シャドーイングには、「英語脳」を鍛える効果があります。
シャドーイングの素材としておススメしたいのは、TEDです。TEDでは、世界各国の知識人によるスピーチ動画を無料で配信しています。英語のスクリプトや再生速度を調節する機能もあります。ぜひ、興味のある分野の動画でシャドーイングしてみてくださいね。
いかかでしたか？
ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に、「英語脳」を鍛えて、英語を英語のまま考える習慣を身につけましょう。
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カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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