みなさん、こんにちは!
英語を話すためには、どのようなスキルが必要でしょうか。
実は、英作文を極めることにより、スピーキング力も同時にアップします。スピーキングとは、脳内で瞬間的に連続した英作文を作り、作った文を瞬時に発声することです。つまり、英作文が上達すると、スピーキング力も同時に伸びます。
英作文は、「英借文」と呼ばれています。
そこで今回は、スピーキング力を上達させるために効果的な学習法である「英借文」についてご紹介します。
英語のスピーキングを伸ばす英借文って何?
英借文とは、ネイティブの自然な英語表現をストックすることです。つまり、英語の定型文を暗記することで、英語での自然な会話につながります。
暗記した英語の定型文=テンプレートを自分のなかにいれておき、適宜、中味を入れ替え差し替え表現に使っていくことを英借文と呼んでいるわけですね。
それでは具体的に英借文のやり方についてみていきましょう。
英語のスピーキングを伸ばす英借文の方法とは?
ここでは英借文の効果的な方法をご紹介します。効果的なやり方としては、ディクテーションとシャドーイングを使って、自分の中に英語テンプレートを作っていくことです。
ディクテーション
ディクテーションとは、音声を書きとることです。英文を書きとることにより、自然な英語表現を覚えることができます。また、聞こえてきた英語を書きとることにより、聞き取れなかった英単語や英語表現をはっきりさせることができます。
ディクテーションを継続的に行うことで、リスニング力を伸ばしながら、英単語や自然な英語表現のストックを増やすことができ、スピーキング力アップにつながります。
シャドーイング
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を瞬時に真似をして発声することです。
シャドーイングで英文を発声することにより、自然な英語表現を覚えることができます。また、シャドーイングでは、日本語(カタカナ英語)が介入せずにネイティブの発音を真似するため、発音矯正の効果があります。そのため、シャドーイングをすることによりリスニング力とスピーキング力を伸ばすことができます。
ディクテーションやシャドーイングで、自分の中に英語の鋳型ができれば、あとはそこに必要に応じた語彙をいれこんでいくだけで、いろんな表現ができていくのです。
いかがでしたか?
英語を話せない最大の要因は、英語表現のストックが少ないことです。ぜひ、今回ご紹介したディクテーションやシャドーイングなどで英語表現のストックを増やし、「英借文」をしながらスピーキング力を伸ばしていきましょう。
カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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