みなさん、こんにちは!
カタカナ英語に要注意!
日本語には、「カタカナ英語」という言葉がありますが、ウィキペディアでは「カタカナ英語」を、
『日本人の話す「日本語訛りの英語の発音」のことである。』
と定義されています。
私は、私も含め多くの日本人の方が英語に苦戦している理由は、この「カタカナ英語」にあると思います。
たとえば、私は学生の頃、英語の教科書でわからない発音があったら、「like(ライク)」と、単語の上にカタカナで表記していました。でも、実際には、日本語に似ている音はあっても、英語と日本語は発音が全く異なる言語ですよね。
また、20代の頃、海外旅行先のスターバックスで「コーヒー」を頼むと、必ず「コーラ」が出てきましたし、ちょっと頑張って「Cup of Coffee」と注文すれば、なぜか「カプチーノ」が出てきた経験を何度もしました。
そこで私たちが日常的につかっているカタカナ英語から、本物の英語の発音に矯正するために、今回の記事では、シャドーイングという学習法をご紹介します。
具体的には、次の3つのポイントについてご説明します。
- シャドーイングって何?
- シャドーイングのメリット
- シャドーイングに挑戦
それでは、詳しくみていきましょう。
英語のシャドーイングの4つのメリット
シャドーイングとは、流れてきた英語を聞きながら、その音を真似して発音する英語学習法のことです。シャドーイングでは、基本的に英文(スクリプト)をみません。「耳」と「口」をつかう訓練です。シャドーイングをすることで、英文を頭の中で日本語に変換することなく、英語を英語のまま理解することができます。
シャドーイングのメリット
シャドーイングには、発音矯正の効果があります。
あえて、英文を読まずに、聞こえてきた音を忠実に発音することで、自然に次の4つを習得できます。
- アクセント
- リエゾン(単語と単語を連続して発音する)
- リズム(音の強弱)
- イントネーション(音の高低)
この4つのポイントは、日本語で考えず、ネイティブの音をそのまま真似して発音するシャドーイングだからこそ、身につけることができます。
TEDをつかってシャドーイングに挑戦
それでは、実際にシャドーイングをする方法をご紹介します。さきほど説明したように、シャドーイングは聞こえてきた音声を真似して発音するだけです。とてもシンプルですが、実はかなり難しいですよね。
たとえば、BGMとして流れてきた英語のラジオでのシャドーイング。ノンストップでネイティブの話す速さについていくのは、慣れていなければすぐ挫折してしまいます。
そこで、おススメしたいのが、TEDをつかったシャドーイングです。
TEDでは、世界各国の知識人によるスピーチ動画を無料で配信しています。そして、英文のスクリプトもついています。シャドーイングをする前に、英文字幕をつけて動画を視聴してください。
英文字幕で視聴する理由は、動画の内容を理解し語彙を確認するためです。その後、シャドーイングを行ってください。TEDでは、多くの動画の再生時間が20分未満です。そのため、繰り返し視聴する必要がある英語学習にとても向いています。
TEDの専用アプリから動画をダウンロードすれば、スマホなどからいつでもどこでもシャドーイングすることができます。
いかがでしたか?
ぜひ、今回ご紹介したシャドーイングでカタカナ英語を矯正し、伝わる発音を身につけましょう!
カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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