はじめに
皆さん、こんにちは!
皆さんはリスニング力をあげるためにどんな学習をされていますか?
私が学生の頃は、教師からディクテーションを勧められましたが、最近ではシャドーイングも人気がある学習方法の1つですよね。
もちろん、ディクテーションやシャドーイングも総合的に英語力をあげる学習方法としてとても効果があります。
ただ、シャドーイングや特にディクテーションのためにはある程度まとまった時間が必要になり、なかなか毎日続けることが難しいですよね。
そこで、今回おススメしたいのが、「メモを取る」学習法です。
今回の記事では、次の3つのポイントをご紹介します。
- ディクテーションとどこが違うの?
- 効果的なメモの取り方
- 毎日5分から始めよう!
それでは詳しく見ていきましょう。
ディクテーションとどこが違うの?
まず初めにお伝えしたいのは、「メモを取る」こととディクテーションは全く別物です。
ディクテーションは、英語の音声を書きとることです。
音声を一言一句書きとることで、リスニング力や語彙力を鍛える学習法です。
「メモを取る」ということは、まさしく「メモ」です。
聞いたことを忘れないように書きとめる行為が、「メモ」になります。
また、友人同士で会話をしている時に「メモを取る」ことはあまりありませんが、ビジネスの場では会議中あるいは商談中に「メモを取る」ことは多々ありますよね。
そのような事実からも、「メモを取る」ことはより実践に近い学習法だと言えます。
効果的なメモの取り方
それでは、具体的なメモの取り方をご紹介します。
要点を書きだす
まず大事なことは、聞こえてきた音声をすべて書きとる必要はないということです。
一言一句書きとることに焦点をあてるのはディクテーションであり、メモではありません。
聞き取れない単語があっても問題ありません。
聞き逃してしまった箇所があっても大丈夫です。
大事なことはリスニングの概要をつかむことです。
音声(会話)の内容を理解するために、要点をメモに書きだします。
キーワードを見つける
リスニングの概要をつかむために要点をメモに書きだすうえで大事なことは、キーワードを聞き逃さないことです。
英語話者はキーワードを発する際に、声のトーンを挙げ他の単語よりもゆっくりと言うという特徴があります。
また、同じ単語(キーワード)を繰り返し言うこともよくあります。
話者の意図を理解するためにも、まずはキーワードを聞き逃さない練習をしましょう。
毎日5分から始めよう!
ディクテーションやシャドーイングと比べて、「メモを取る」という学習法は時間や場所を選びません。
私がおススメしたいのは、英語学習者用の教材ではなく英語ネイティブによるPodcastです。
Podcastなら、スマホにダウンロードしておけばどこからでもアクセスできますよね。
そして、「メモを取る」だけなので大きなノートを広げる必要はありません。
休憩時間や、電車の中でもできます。
Podcastの中でも、特に5分以内の番組をおススメします。
キーワードを聞き取り、会話の内容をつかむことが目的なので、長すぎるものより5分以内のもののほうがリスニングに集中することができます。
まとめ
いかがでしたか。
今回はリスニング力をアップする学習方法として、「メモを取る」ことをご紹介しました。
キーワードを聞き取ることで会話の内容を理解することができるので、とてもおススメの学習方法です。
また、Podcastをダウンロードすればスマホ1つでいつでもどこでも学習することができます。
ぜひ、1日5分から英語を学習する習慣を身につけてくださいね。
カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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