はじめに
皆さん、こんにちは!
英語学習者なら「いつか英語をペラペラに話せるようになりたい!」「英作文がスラスラ書けるようになりたい!」という願望があるのではないでしょうか?
私もその1人です。
いつかネイティブのように英語を操れるようになりたい!といつも思っています。
では、英語がペラペラと言うのはどのような状態なのでしょうか?
なかなかペラペラを定義するのは難しいですよね。
実は、英語がペラペラになるために必要不可欠なのが、「英語脳」です。
「英語脳」という言葉を聞いたことがありますか?
「英語脳」は、簡単に言えば、英語を英語のまま使いこなせることです。
例えば、英語でHow are you doing?と聞かれたら、日本語に変換せずにすぐにGood. Not bad. I’m ok.などと答えられますか?
これが、「英語脳」です。
では、「英語脳」を身につけるためにはどのような学習が必要になってくるのでしょうか?
そこで今回ご紹介したいのが、「手続き的記憶」です。
「手続き的記憶」を説明するために、今回は次の2つのポイントに絞ってご紹介します。
- 宣言的記憶
- 手続き的記憶
それでは、詳しく見ていきましょう。
宣言的記憶
まず、「宣言的記憶」とこの後ご紹介する「手続き的記憶」は、どちらも「長期記憶」に分類されます。
「長期記憶」とは、簡単に言うと、長期間脳の中に保存されて、必要な時にアウトプットできる記憶です。
そして「宣言的記憶」とは、言葉で説明できる記憶(知識)のことです。
英語学習でいえば、英単語や英文法など学習で得た知識が「宣言的記憶」になります。
手続き的記憶
では「宣言的記憶」を身につければ、英語はペラペラになるのでしょうか?
残念ながら、まだペラペラ(流暢)とは言えません。
英語がペラペラになるためには、「長期記憶」の次のステップ、「宣言的記憶」から「手続き的記憶」に移行する必要があります。
「手続き的記憶」とは、体で覚えた記憶(知識)のことです。
たとえば、パソコンに慣れている方なら毎回キーボードを確認しなくてもタイピングができますよね。
自動車も、1度運転の仕方を覚えてしまえば操作方法を確認しながら運転する必要はないですよね。
これが体で覚えた記憶、つまり「手続き的記憶」です。
学習した知識(宣言的記憶)をスムーズに体で覚えた知識(手続き的記憶)に移行できれば、英語がペラペラ、スラスラ(流暢)であるということができます。
英語脳で英作文もスラスラに
いかがでしたか。
今回は、長期記憶の宣言的記憶と手続き的記憶をご紹介しました。
覚えた単語や文法(語順)を自然(自動的)に使うことができる!
それが英語ペラペラ、英作文スラスラ(英語脳)と言う状態です。
ぜひ、一緒に「英語脳」を目指して学習を続けましょう!
カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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