はじめに
皆さん、こんにちは!
今回ご紹介するのは、「YesとNoの使い方の違い」です。
ネイティブの方、あるいは日本人以外の方と英語で会話をしていてYesとNoの答え方で混乱してしまった経験はありませんか?
私も、いまだに頭では理解しているのですが、いざ答える場面になると間違えることが多いです。
そこで今回は、英語と日本語の「YesとNoの使い方の違い」について次の3つの疑問文をご紹介します。
- 肯定疑問文
- 肯定予期の否定疑問文
- 否定予期の否定疑問文
まずは、本題に入る前に「はい/いいえとYes/No」を比べてみましょう。
「はい/いいえ」と“Yes/No”は同じ?
まずは、私たちが普段使っている日本語から見ていきましょう。
日本語では、質問に関わらず、質問に対して同意する場合は「はい」、同意しない場合は「いいえ」と答えます。
つまり、日本語は相手が中心になり、相手に同意するかしないかで答えが変わってきます。
では、英語はどうでしょうか。
英語のyes/noは、質問の答えが肯定か否定かによって使い分けられます。
つまり、Yesは肯定の印、Noは否定の印になります。
具体的に見ていきましょう。
肯定疑問文
肯定疑問文は、その名の通り「肯定文で尋ねる質問」のことです。
Ex. Are you Japanese? (日本人ですか?)
- Yes, I am. (はい、日本人です。)
- No, I am not Japanese. (いいえ、日本人ではありません。)
この例文では、英語のyes/noと日本語のはい/いいえの使い方が同じですね。
肯定予期の否定疑問文
否定疑問文は、相手に確認する場合に使われます。
Ex. Aren’t you Japanese? (あなたは日本人ではありませんか?)
- Yes, I am Japanese. (はい、日本人です。)
- No, I am not Japanese. (いいえ、日本人ではありません。)
この場合も、英語のyes/noは、日本語のはい/いいえに対応しています。
否定予期の否定疑問文
否定予期の否定疑問文では、否定されることを想定して相手に確認する場合に使われます。
Ex. You are not Chinese, are you? (中国人ではありませんよね)
- Yes, I am Chinese. (いいえ、中国人です。)
- No, I am not Chinese. (はい、中国人ではありません。)
気づきましたか?
この例文では、英語のyes/noは、日本語のはい/いいえに対応していません。
否定されることを想定して相手に確認する否定疑問文の場合は、英語のyes/noは、日本語のはい/いいえは逆になります。
つまり英語では、どんな場合でも、質問の内容に対して肯定の場合はYESと答えます。
実践あるのみ!
発音の練習では、英語のネイティブの発音を聞いて真似をすることをおススメしましたが、今回ご紹介した英語のyes/noの場合は、実践あるのみです。
どんなに英語が上達した方でも、私たちの母語である日本語に引きずられて間違えることはあると思います。
対策としては、場数を踏むしかないです。
場慣れすることで、英語のyes/noの感覚をつかめます。
まとめ
いかがでしたか。
ほとんどの場合、英語のyes/noは、日本語のはい/いいえに対応しています。
気を付けないといけないのは、否定予期の否定疑問文の場合のみです!
次回英語でコミュニケーションをとるときに、今回ご紹介した英語のyes/noは、日本語のはい/いいえの違いを思い出してみてください。
きっと、今までよりもスムーズに誤解なく会話が進みますよ!
カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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しょけんです
井伊直弼様、
この度は、フルーツフルイングリッシュのブログを始めてお読みくださったとの事、コメントいただきありがとうございます。
英語に関する役に立つ情報などをお届けしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。