みなさん、こんにちは!
英語学習において、ライティング技能を磨くことはたいへん重要な位置をしめています。実用英語検定(英検)では、3級以上にライティングテストが導入されています。また、来年度から実施される予定の大学入試共通テストでは、英語の4技能が評価されます。このように、これからは、英語の試験対策のためにもリーディングやリスニングだけではなくライティングを学習する必要性が高まってきているのです。
今回の記事では、ライティングを学習するときに有効な「英借文」について、次にあげる3つのポイントをご紹介します。
- 英借文とは
- 英借文のメリット
- 英借文の注意点
英語のライティング学習に活かせる英借文って何?
英借文とは、ほかの人が書いた英文表現を借りて英作文を作成することです。つまり、ネイティブがよく使う定型文をストックすることで、自然な英作文を作成することができます。そのため、「英作文」は「英借文」と言われています。
英語ライティングの学習に英借文を活用するメリット
英借文には、次の3つのメリットがあります。
- 正しい英語が身につく
- 自然な英語が身につく
- スピーキング力もアップ
正しい英語が身につく英借文
英借文をすることで、正しい英語が身につきます。中学や高校の英文法の時間に習った「5文型」や時制なども、ネイティブの英語を借りる「英借文」をすることで自然に身につきます。
自然な英語が身につく
中学や高校で習う英語は正しい英語ですが、言語は変わっていきます。日本語と同じように英語にも、流行りの言葉があります。そのため、英借文をすることで、実際にネイティブが「今」使っている自然な英語表現を身につけることができます。
英借文でスピーキング力もアップ
英借文をするということは、ネイティブの自然な表現をストックすることです。
この定型文をストックすることで、ライティング力が身につくと同時に、スピーキング力も身につきます。定型文が増えれば増えるほど、英語での自然な会話につながります。
英借文の注意点
上述したように、メリットの多い英借文ですが、実際に始める前に注意点があります。
それは、「教材」です。インターネットの普及により、今ではネット上で気軽にネイティブの英語に触れることができます。ただ、ネイティブの書いた英語の中には、自然な英語ですが、文法上正しくないものも多く存在するので注意しましょう。
いかがでしたか?
私たち日本人は英語がネイティブではないため、ライティングやスピーキングのために、英語の定型文をストックする必要があります。
ぜひ、この機会にライティングの学習に「英借文」を取り入れてくださいね。「英借文」を習慣化することで、定型文や英語表現のストックが増えます。
カナダ在住のHannahです。
2012年にカナダに移住し、現在はまだまだ幼い双子の育児に奮闘中です。
最近は在宅で、英語学習系の記事の執筆や海外のニュースの翻訳などをしています。
忙しい中でも英語学習は続けており、学習歴は今年で20年を越してしまいました。
これから現地の情報や、英語学習に役立つ情報をお伝えしていきます。
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