皆さん、こんにちは!
英検2級は大学入試優遇や単位認定、留学や就職での英語力証明に利用できるなど、学生だけでなく社会人にとってもメリットの多い資格です。
今回はリーディングパートに絞って、その概要と対策のポイントをご紹介したいと思います。英検に限らず英語力UPに効果的な方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
英検2級リーディング 試験内容
まず英検2級の難易度ですが、「社会生活に必要な英語を理解し、使うことができる」程度で、わかりやすく言えば高校卒業くらいのレベルです。長文では科学や医療、テクノロジーなどの社会的な題材が使用され、4,000-5,000語程度の語彙数が必要と言われています。
英検2級のリーディングは、一次試験の筆記の一部です。
以下の3つの大問からなり、試験時間はライティングを含めて85分です。
大問1:語句の空所補充(短文・会話文)20問
大問2:長文語句空所補充(説明文)6問
大問3:長文内容一致選択(説明文・Eメール)12問出典:英検公式HP
英検2級リーディング 対策のポイント
1.正しく単語を覚える
英検2級に限らず、英語力の土台となるのが語彙力です。
もしあなたがなかなか英検2級に合格できない場合、大問1の語彙問題から苦戦しているはずです。英検2級用の単語帳を使って、しっかり語彙力をつけることができれば、大問1に限らず長文の理解度もぐんと上げることができます。
ここでは正しい単語の覚え方をご紹介します。
必要なのは単語帳(アプリでもOK)と付属の音声です。
まずは日単位、週単位のノルマを決めてしまいます。1日分の範囲が設定されている単語帳だと便利ですね。
そして重要なのが、単語を覚える時は必ず発音も同時に確認することです。
字面を見てわかっても発音がわからなければ、リスニングの際に理解できないですし、
大抵の場合リーディングは頭の中で発音しながら読むため、発音がわからないとスピードが落ちたり、理解に支障が出たりするからです。
発音を確認できたら、音読しながら覚えていきます。
単語帳の場合は、赤シートなどで隠しながら、「英語を発音して意味がわからなかったら確認→すぐ次の単語に進む」を繰り返し。
アプリの場合も基本は同じように、「英語を発音して意味を言う、言えなかったら答えを確認して次へ」の流れです。
次の日は、前日までに覚えた全範囲を短時間で確認します。
コツは、その場で覚えようと時間をかけるのではなく、サクサク進めていくことです。
まとまった時間を取るよりは、隙間時間などを利用して単語帳に向かう回数を増やしましょう。知らない単語を一度で覚えるのは、誰にとっても至難の技です。覚えたとしてもすぐ忘れてしまうのが人間なので、同じ箇所を繰り返し回すことでしっかり定着させていきましょう。
特に試験の場合はそれ用の単語帳で覚えてしまう方が断然速いし効率的です。ぜひ正しい覚え方で語彙力大幅UPしちゃいましょう。
2.音読で長文対策!
英検2級のリーディングは、大問2、大問3が長文読解問題で、長文は5つ、問題数は計18問を占めます。長文に時間がかかってライティングに十分な時間が残せない、答えの選択に自信が持てなくてテキトーに選んでしまうなんてこともよくあります。
そんな方の長文対策に、私がおすすめしたいのが「音読」です。
正しい発音で、英語の語順のまま意味のかたまりごとに理解しながら、音読練習するのが効果的です。
意味のかたまりは、文中の前置詞や接続詞、関係代名詞や分詞など前で区切ればできます。自分で区切るのが難しければ、英文にスラッシュが入っている教材もたくさんあるので見つけてみてくださいね。
日本語に訳しながらだと、語順が異なるためにどうしても文の中を行ったり戻ったりすることになります。それだとかなり時間がかかるので、英語の語順のまま理解!が大切です。
スムーズに読めるようになるまで繰り返しやってみてください。
正しいやり方で音読練習をしていると、リーディングスピードと内容理解度がいつの間にか上がっていきます。英検2級のリーディングにも効果絶大なので、できれば過去問などの長文を使って音読チャレンジしてみてくださいね!
まとめ
英検2級のリーディングは、語彙力をつけて、長文を正しく速く読めればそこまで難しい試験ではありません。今回ご紹介した方法は、英語ができるようになるための普遍的な学習方法です。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!
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英語ペラペラに憧れ、行ったらなんとかなるでしょと勇んでアメリカ留学も、”How are you?”さえ聞き取れず撃沈。
現地で幼児番組からスタートし英語を習得。紆余曲折の独学とこれまでの指導経験をもとに、英語学習系の記事を中心に執筆しています。
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