Hello there!
皆さまこんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
シリーズで使える英語表現をご紹介しています。
※前回の記事「【~はどうですか?】How about…? / What about…? 違いを知って使いこなそう!#2」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
ところで、皆さん「とりあえず/取りあえず」って結構使いませんか?
取りあえずコーヒーでもいれようか~
とりあえずこれにしようかな~
など、意外と使っていると思います。
「取りあえず」は副詞
そもそも日本語の「取りあえず」の定義はだいたいお分かりですか?
イメージとしては、先ほどの
取りあえずコーヒーでもいれるか~
であれば、何となくゆったりとした朝を想像してしまいますが、いかがでしょうか。
本来は
急いで~する
すぐに~する
ともかく今は~
など、ちょっと差し迫った状況で使用されるべき副詞表現なんです。
急いでいるイメージの「取りあえず」
今回は少し急いでいる雰囲気のある「取りあえず」をいくつかご紹介します。
lose no time in doing
まずはこちらです。
lose は動詞です。doing の部分は
動詞 + ing
詰まるところ、動名詞を置きます。イメージとしては
状況的に急がなければならず、すぐに~する
というところでしょうか。
例文をご覧ください
-I had only 10 minutes for lunch, so I lost no time in eating some bread.
昼休憩が10分しかなかったので、取りあえずパンを食べた。
(=食事を楽しむ余裕などなかった、という様子。
-You should lose no time in seeing a dermatologist.
取りあえず皮膚科に行った方が良いよ。
(=すぐに病院に行きなよ、など~
少し分かりにくいかもしれませんが
lose no time in doing
とすることで
~するための時間を失わない
という意味合いとなります。こちらの表現は口語ではあまり使用しませんが、SNSなど、人目に触れる口語ではどんどんお使いになってみてください。ビジネスであれば
-Our new boss lost no time in downsizing the (company) budget.
新しい上司は、早速(会社の)予算削減に取りかかった。
(=早急に~
このような使い方ができますよ。
もうひとつ、日常的な副詞表現をご紹介します。
anyway
こちらも少し急いでいる状況で使用すると、「キツイ」というイメージもあまり残りませんので、使いやすいのではないかと思います。
-Anyway, just go!
いいから行きなさい!
※こちらは「まずは行って来いよ!」など、背中を押す場面でも使用できます。
-I’ll send you the file anyway. Please let me know as soon as you read it through.
取りあえずはファイルを送ります。(ファイルに)目を通したらすぐに連絡ください。
(=すぐに送るので、すぐに見てください。
また別の機会にその他の「とりあえず/取りあえず」をご紹介する予定でおります。
See you soon 🙂
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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